[28353]かすみ さん
カップうどんの「どん兵衛」は関ヶ原を境に、西では「淡口醤油に鰹と昆布」、
東は「濃口醤油に鰹」と変えています。「赤いきつね」も確か東西で違うはず。
かすみさんの挙げられた、どん兵衛の日清食品、赤いきつねの東洋水産(マルちゃん)の他にもつゆ(スープ)の東西差が見られるメーカーはありますね。少なくとも上記2社は間違いないのですが、味の東西がどちらなのか、パッケージ上に表示されています。東味には「E」、西味には「W」の文字が、ふたやカップ側面のどこかに印字されています。
日本列島を東西に分ける境目は、フォッサマグナだったり家庭用交流電気の周波数だったり、はたまた高校野球のトーナメントの東西ブロックだったり、いろんな切り口があってそれらは微妙に異なるのが面白いですが、カップめんの東西も味の嗜好と商売における需要・供給のバランスという微妙な差と販売経路の単位ブロックという大雑把な境目で切り分けられた不思議なものになっているかと思われます。メーカーによってもしかしたら線引きが異なるかもしれません。
ちなみに、赤いきつねについて調べてみたところ、太平洋側では三重県以東と和歌山県以西、日本海側では新潟県以東と富山県以西という線引きだそうです。パッケージでは、ふたの謳い文句が違いまして、東向け「かつお風味豊かなこだわりうどんつゆ」、西向け「かつお、にぼし、昆布が効いたこだわりつゆ」、西向けの中でも大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の2府4県に関しては「関西」という表記を用いているので、「E」「W」表記を探さずとも区別できるようです。
(東洋水産サイトから一部引用。
http://www.maruchan.co.jp/library/kitune_04.html)
お住まいの地域で、どのメーカーのどの銘柄はどちら?というのを確認してもらうというのももしかしたら面白いかもしれませんね。場合によっては飛び地があるかもしれませんし。
それをやるとしたら、ルールではないですが、無造作に調べても収拾がつかないのである基準を設けた方が良いかもしれませんね。だとしたら、ちょっと考えがあるのでお時間下さい。
※赤いきつねの東西区分を追加