都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
さんの記事が1件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[110300]2024年4月4日
YT

[110300] 2024年 4月 4日(木)00:39:41YT さん
琉球、小笠原、樺太の旧国相当としての地位
[110289] 伊豆之国 さん

最近本職の方が忙しくてなかなか作業が滞っているのですが、ちょっとコメントしたくなったので書き込みます。

1)「旧国」の定義は、「令制国」73か国(明治元年の陸奥・出羽の分割後)と、北海道11か国、琉球を加えた85か国とする

これについてですが、『日本帝国人口静態統計 明治36年12月31日調』や、『日本帝国人口静態統計 大正2年』などでは、「琉球国」と並んで「小笠原島」が旧国相当として扱われています。琉球を旧国として扱うのであれば、小笠原島も旧国の1つとして扱い、合計86箇所ではないでしょうか?実際上でリンクした資料では、順序1~86の内に、琉球国と小笠原島をカウントしています。

また樺太は昭和17年に内地扱いとなっていますが、明治8年の千島樺太交換条約以前であれば、例えば『日本全国戸籍表 明治6年』に書かれているように、「樺太」自体が他の旧国と同格扱いで集計されています。よって第二次世界大戦中、内地が最大に拡大された時の旧国相当の数は、84箇国に琉球国、小笠原島、樺太を加えた87箇所とカウントするべきかも知れません。

ただし現状、樺太に加えて千島国も日本が実行支配していないので、旧国相当の数は、琉球国を加えた85箇所から千島国を除いて小笠原島を加えた実質85箇所ということになるかも知れません。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示