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中島悟さんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[92845]2017年5月8日
中島悟

[92845] 2017年 5月 8日(月)01:45:39中島悟 さん
危険人物の危険発想かもしれない
最近は参議院でも格差是正が叫ばれて、島根と鳥取・徳島と高知が合区されてしまいましたが、これってどうなの。
二院制を採用した趣旨からすれば、両院は性質が異なっていることが望ましいことであり、
第一院が人口比例、第二院が地域代表というのは多くの国が採り入れていることでしょうに。

例えば、フランス。
上院の総定数348議席は、本土96県と11の海外県・海外領土に人口比例で配分。
パリ県は300万人で12議席、ロゼール県は8万人なので本土だけなら格差は4倍。
しかし、北米にあるサンピエールミケロン県はわずか1万人弱で、このため人口格差は40倍!
フランスでも、県の人口増加に対応して定数是正を行わないのは違憲らしいですが、
この40倍もの格差は、各県からの代表を保障するという観点から、違憲にはならないそうです。

例えば、スペイン。
上院の総定数264議席のうち208が直接選挙で、この国は連邦制でもないのに本土47県に4議席ずつの同数配分!
そして、カナリア諸島の主要7島各々、バレアレス諸島の主要3島各々、セウタ市、メリリャ市にも1~3議席配分!
マドリード県600万人に対してカナリア諸島のイエロ島は1万人しかおらず、人口格差は150倍!!
ものすごい格差ですが、地域の声を議会に届けるべきという考え方があり、
そもそも憲法による規定のため違憲にはならないとのこと。

日本国憲法第四十三条  両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。
こう書かれているのだから地域の代表というのは憲法違反、という理屈らしいですが、
憲法施行初期にそういう発想がなかったのも事実。つまり深読みのごり押しと言えなくもないと思います。
「都道府県は対等に国家を構成する主体なのに、人口が多いというだけで優遇されるのはおかしい」
という見方があっても良くないかな。



おまけ というかタイトル
[92841]白桃さん
ましてや、C県がスグ判るとなると、(以下略)
ほほぅ(温笑)
それにしても、今では考えられないような並びですねえ。


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