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[76399] 2010年 10月 23日(土)12:56:14桜トンネル さん
第二十九回全国の市十番勝負&野田市
今帰ってきました。さすがに眠たかったです^^;。そして出ました、このパターン(笑)

問七:田辺市

僕の共通項ならば、意外と順位が上になりそうな予感?
[76398] 2010年 10月 23日(土)12:15:43まりんぶる~ さん
第二十九回 十番勝負
問五:大阪市
[76397] 2010年 10月 23日(土)11:52:35まりんぶる~ さん
第二十九回 十番勝負
問一:観音寺市
問七:宮津市
問十:むつ市
[76396] 2010年 10月 23日(土)11:39:58実那川蒼 さん
第二十九回全国の市十番勝負 第三回解答
問一 川西市
[76395] 2010年 10月 23日(土)11:08:31なると金時 さん
十番勝負
あ、なるほど。
問九:白山市。

つばめのほうが最速にふさわしい、とは思いますね。
速達タイプに回せばよかったのに。混乱を避けたのかな
[76394] 2010年 10月 23日(土)10:53:00なると金時 さん
十番勝負
やっとエンジンがかかりました。
問一:下関市。

ブルトレ好きだったので、みずほ>さくらは抵抗あります。列車番号1はさくらだったし。
つばめは歴史上の名前というイメージなので、つばめとさくらでは特にどちらでもいい感じ。
まあ、雑音と言われれば返す言葉もありませんが。
[76393] 2010年 10月 23日(土)10:16:56伊豆之国 さん
十番勝負
問七:町田市
問十:稚内市
[76392] 2010年 10月 23日(土)10:03:18白桃 さん
十番勝負
問一:徳島市
[76391] 2010年 10月 23日(土)09:52:56KK さん
十番勝負 解答
問九:佐渡市
[76390] 2010年 10月 23日(土)09:46:25油天神山 さん
十番勝負
ただいま帰省中です。妻と子供が美容院に行ったのでその合間に。

問九:伊賀市
[76389] 2010年 10月 23日(土)09:43:11おがちゃん さん
十番勝負
問四:三笠市

罠?共通項はあるけど数が・・・。
[76388] 2010年 10月 23日(土)09:09:15今川焼 さん
【第二十九回】落書き帳第7回公式オフ会開催記念 全国の市十番勝負解答
問六:大東市

こんなのはどうでしょうか。
[76387] 2010年 10月 23日(土)08:57:12実那川蒼 さん
第二十九回全国の市十番勝負 第二回解答
問三 宝塚市
問六 池田市

…え?
[76386] 2010年 10月 23日(土)08:45:06EMM さん
全国の市十番勝負(第二十九回)の解答
問一:尾道市

合間に一問だけ。
線引き等々、自信はいまいち低いんですが…
[76385] 2010年 10月 23日(土)08:44:21ぺとぺと さん
第二十九回十番勝負
おはようございます。
今、日光に向かう車中です。
妻の手前、旅行中は十番勝負に手を出さないつもりでしたが、問題を見てピンときたので一問だけ。

問十:那須烏山市

それでは、スペーシアと紅葉を楽しんでまいります。
[76384] 2010年 10月 23日(土)08:41:32おがちゃん さん
十番勝負
問六:郡山市

このラインが怪しい。
[76383] 2010年 10月 23日(土)08:28:17KK さん
十番勝負 解答
問六:福島市
[76382] 2010年 10月 23日(土)08:13:58KK さん
十番勝負 解答
問一:御所市
[76381] 2010年 10月 23日(土)08:07:23がっくん さん
全国の市・十番勝負第二十九回 解答2
土佐市が入ってる問題(問三)を考えていたつもりなんだけど・・・


問七:土佐清水市
[76380] 2010年 10月 23日(土)08:03:54KK さん
十番勝負 解答
問十:伊豆市
[76379] 2010年 10月 23日(土)08:00:39実那川蒼 さん
第二十九回全国の市十番勝負 第一回解答
問七 朝来市
問九 たつの市
問十 加西市

今回もあのパターンで行くつもりだったのが、おがちゃんさんの解答を見て急遽解答を総変更する羽目に…
[76378] 2010年 10月 23日(土)07:50:16EMM さん
一問も解けないままブレイク
開始時点から考えてますが、時間切れです。もう出かける準備せねば。
まだ頭が寝てるのかな?だめだこりゃ…
[76377] 2010年 10月 23日(土)07:41:26桜トンネル さん
第二十九回全国の市十番勝負&成田市
連想からひらめきました。

問十:下田市

一応全部確認して、該当しない市も確認しました。たぶんこういうことではないのかなぁ?
[76376] 2010年 10月 23日(土)07:38:35がっくん さん
全国の市・十番勝負第二十九回 解答1
久々に開始時刻あたりに見れたので、さっそく答えたいと思います。
最近はこの十番勝負のときにしか参加できていなくて申し訳ないのですけど・・・。


問九:四万十市
[76375] 2010年 10月 23日(土)07:38:29おがちゃん さん
十番勝負
問九:豊田市
[76374] 2010年 10月 23日(土)07:18:28桜トンネル さん
第二十九回全国の市十番勝負&習志野市
またまた回答にうつらせてもらいます。

問九:上越市

たぶんこういうことになってるんだと思うんですが・・・。
[76373] 2010年 10月 23日(土)07:17:39おがちゃん さん
十番勝負
おはようございます。おがちゃんです。

問七:男鹿市
[76372] 2010年 10月 23日(土)07:12:05k-ace さん
第二十九回・十番勝負と橋本・城山
おはようございます。k-aceです。

問九:四国中央市
どうやらこういうことっぽいので。


[76242]Issieさん
市郡の境界がなくなった今,旧城山町は橋本との一体化を一層深めていくものと思われます。
国道413号を通るたびに合併前の相模原市(橋本・相原)と城山町の境がどこなのかよくわからないまま通り過ぎます。城山町東部と橋本は既に一体化してます。境はここ(原宿が城山町、相原・二本松が以前からの相模原市)で、「温野菜」手前の十字路のところが境なんですね。またの機会に見てみます。
[76371] 2010年 10月 23日(土)07:12:00白桃 さん
十番勝負
問九:柏市
[76370] 2010年 10月 23日(土)07:10:23まつもとしろくま さん
【第二十九回】全国の市十番勝負
問七:蓮田市
[76369] 2010年 10月 23日(土)07:02:05桜トンネル さん
第二十九回全国の市十番勝負&流山市
早速2回目です。

問一:近江八幡市

予想問題です
[76368] 2010年 10月 23日(土)07:00:55桜トンネル さん
第二十九回全国の市十番勝負&富里市
おはようございます。今日もなんとか起きることができましたが、今回も出題30分で外出、いや登校しないといけないので、現在制服姿で参戦中です(笑)。帰ってくるのは昼ごろの予定です。そんな中ですが、今回もよろしくお願いします。
それでは早速、回答です。

問六:広島市

もしかしたら予想問題かもです。
[76367] 2010年 10月 23日(土)07:00:00オーナー グリグリ
【第二十九回】落書き帳第7回公式オフ会開催記念 全国の市十番勝負(問題)
それでは落書き帳第7回公式オフ会がつくば市で開催されるのを記念して、第二十九回全国の市十番勝負を始めます。最初の採点は本日午後6時を予定しています。なお、今回は一部の問題の想定解数を伏せております。途中で発表するかもしれません。

【問題】
以下の各問に列挙した市にはある共通する特徴があります。同じ特徴を持つ市を一例(一市)だけ挙げてください。
なお、解答に当たっては以下の注意事項を必ずお守りください。

【注意事項】
1.共通する特徴は解答しないでください。何人もの方が答えられるようにするためです。
2.解答の書き込みに対する後からの訂正や追加はご遠慮ください(解答順が前後する恐れがあるためです)。
3.解答は一問につき一人一解答でお願いします。採点で誤答となった場合は再度解答していただいて構いません。
※なお、すでに他の方が解答済みの市、問題となっている市、あるいは、消滅した市を、誤ってあるいはタッチの差で解答してしまった場合は、採点を待たずに再解答しても構いません。その場合は再解答の理由(既解答、問題市、消滅市)を付記してください。
4.問題は原則として2010年10月23日の情報を基にしています。
5.十番勝負は、あなた自身だけでなく、あなたの周りの人に悪影響を与えることがあります。参加の際には、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。人により程度は異なりますが、十番勝負への依存が生じる場合があります。個人の責任において参加されることをご了解願います。とくに、未成年者の方はご注意ください。

問一(想定解数:?市)函館市、高崎市、富津市、高山市、神戸市(該当しない市:札幌市、八幡平市)
問二(想定解数:46市)つくば市、秩父市、千曲市、筑紫野市、武雄市
問三(想定解数:51市)潟上市、昭島市、あま市、土佐市、薩摩川内市
問四(想定解数:?市)つくば市、八千代市、小千谷市、稲沢市、岩出市(該当しない市:松戸市、草津市)
問五(想定解数:?市)岩見沢市、野田市、桑名市、姫路市、荒尾市
問六(想定解数:42市)つくば市、岐阜市、大垣市、瑞穂市、名古屋市
問七(想定解数:53市)射水市、敦賀市、下田市、神戸市、佐世保市
問八(想定解数:?市)つくば市、熊谷市、佐倉市、島田市、鳥栖市(該当しない市:尾花沢市、尼崎市)
問九(想定解数:58市)さいたま市、甲州市、下関市、鳴門市、北九州市
問十(想定解数:?市)つくば市、南足柄市、氷見市、箕面市、志布志市
(該当しない市:函館市、本巣市、いなべ市、那覇市)

【免責】
出題に当たってはできる限りの調査を行っておりますが、確認漏れや問題の不備ならびに想定解の見落としなどが発覚する可能性があります。その際にはできるだけ妥当な救済措置を行うよう努力いたしますが、不手際などありますことをあらかじめご了承ください。

解答状況の確認ページ:【第二十九回】落書き帳第7回公式オフ会開催記念 全国の市十番勝負(解答状況)
[76366] 2010年 10月 23日(土)01:54:39白桃 さん
♪今はもう誰も・・・
[76363]むっくん さん
J市・・・某落書き帳メンバーはこの市の市長から「同窓会にこない」と怒られた?ことがある
そうです。アノ市です。実は、この市に8月に帰省したのですが、「夜行日帰り」なんで、すごくキツかったです。
とにかく、こういう下手なクイズにご参加いただいた方に御礼申し上げます。十番勝負が始まる前にクローズできてよかった。
もう、あと5時間ですか・・・キンチョウして眠れません。(笑)
名瀬か、今、ウチに誰もいません。
[76365] 2010年 10月 23日(土)01:19:14EMM さん
毎度遅れ遅れですが…全国の市十番勝負(第二十八回)の感想文
[75525] EMMさん
次は完答したらすぐに下書き始めといた方が良さそうだなぁ…
とか書いておきつつ、結局また同じ事を繰り返してます…今年はのんべんだらりといそがしいんだもんなぁ。
まぁとにかく、こんなタイミングですが今回も復習がてら前回の感想文を。
文章的には前半戦は短めに、後半戦はそれなりに。

問二:名護市(5位)
午後用事があって、開始時間直前に帰宅したらそのまま夜食となったんですが、食べてる最中に気になって見てみたら問二のお題と解答に米軍基地っぽい市が並んでたんで、間違いなさそうなところをダメもとで投入。想定解数少ないんじゃないか?と思って焦って解答しましたが、意外とありましたね。
あんまりやってると怒られそうだったので、その後はとにかく飯を食べ終える事に専念しました。

問六:秋田市(4位)
「他の市に名が含まれる」←→「他の市の名を含む」というのはそうそうに気づきましたが、「自治体越えの地名」コレからの出題だと気づいたのは結構あと。

問八:新潟市(銅)
いつもお題に東かがわ市があるとこの共通項を一度は疑ってたんですが、今回は妙に該当してるんで確認したらその日のメンバー一覧の上位とぴったり一致したので間違いなかろうと確信できました。
その線で見返したら銅メダルがいけそうだった…と言う事で「ごめんなさい」の相手は油天神山さん。

問九:北広島市(8位)
確か検索で行き当たったんだっけ?忘れちゃいました。
とりあえず郡と区は除外しておけば無難そう、と言う事で選んでおります。

問十:かほく市(7位)
問九が分かってから下を見たら似たような雰囲気の問題で、「これはグリグリさんの出題傾向からセット問題だろう」と踏んでの解答でした。
こっちも郡と区がはいるのかどうか自信なかったんで固そうな処から。

問一:諏訪市(6位)
最初「なんでこんなに北陸からの解があるがけ?」と気になって見てたんですが、結局単純にネット検索したら行き当たりました。開始時点でパソコンの前にいられたらメダルが狙えたかもしれません。
「湖で該当」してる市を選んだの、私だけでしたね…

問七:狛江市(4位)
各市のwikipediaを3市ほど見た時点で気づきました。この問題も開始時点でパソコンの前にいられたらメダル狙えたかも。

問五:嘉麻市(5位)
安中市が話題になってたので、重点的に見ていたら気になったのが合併の履歴に見える「田」の字。
で、お題や正答と安中市を分ける事ができるのは何だろう?と思ってあれこれ思い悩んでいたら、「○のところの「田」は全部市だ」と言う事に気づいて小躍りしました。
ただ、その時点ではまだ線引きがある(合併の様子とか)可能性が捨てきれなかったので、悩んだ挙げ句に「合併という線では無難そうな」嘉麻市を選びました。
それでも「前歴」で該当してる市を選んであるあたりは「いけず」ですが…
ちなみに解答時に天秤にかけてたのは伊勢市でしたが、それよりも「蓮田市」とか投入してみれば、その後の展開が変わったのかもしれませんね。でもそんな勇気持てなかった…

問三:高岡市×→安来市(5位)
最初は隣接する市町村の様子と関係あるのかと思ってましたが、そうではなかった。
悩んでいるうちになると金時さんが舞鶴市で解答したのを見て、舞鶴市とお題の綾部市の隣接している市の共通点を考えていたら高速道路が目に入り閃きました。
と言う事で、「ありがとうと伝えたい」は解答の安来市(「ゲゲゲの女房」の舞台)ともかけてあるのですが、実はなると金時さんに向けての感謝の意を示していたりしたのでした。
ところで、安来を選んだのは「お題や既解答とは多少は離れた筋にしたかった」からなのですが、何で次の解答で「その隣の市」を選ぶかなぁ…

問四:観音寺市×→羽村市×→かほく市(9位)
観音寺市は共通する町名(でも釧路も該当した)、羽村市はチューリップがらみ。
分からないままヒントを迎えましたが、アナグラムがこれまたなかなか解けない。
かなり苦戦しましたが、皆さんのコメントからパーツ単位で考えると良さそうなこと、組み合わせ数を計算したときに「ょ」の位置がポイントになりそうなこと…を頭に置いて考えていたら「よんきょう」と言うパーツができあがり、その瞬間共通項が閃きました。
で、近場で思いついたのが以前姉妹都市関係の問題でもめた「かほく市」だった(姉妹都市のメスキルヒ市がドイツ、と言う事が頭の片隅にあった)っちゅう訳でした。
(ところで、ツイッターの方で妙なタイミングで「パラグアイ」に反応した人が2人いたことにお気づきでしょうか、小松原ラガーさん?)

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と言う事で、完答順は6位。思ったより沈み込まなくてホッとしました。
あと、開始30分遅れの影響でメダルは無理かと思いましたが、1個だけでも獲れてこっちもまぁ良かった。
で、次はどうなるか…何ですが、実は前回より訳が悪うございまして、23日は日中ほぼいっぱい出かける用事があり、8時過ぎには出かけなければならないという…
昼飯頃にちょっと時間が取れる可能性はありますが、多分夕方帰宅するまで対応は難しそうだなぁ…
とは言っても以前「十番勝負の開始時点に東京にいて、日中はほとんど対応できる状態ではなかった」にもかかわらず完答3着メダル3個なんて事もありましたし、どう転ぶかは分からないと言えば分からないのですが…それでもせめて開始直後しばらくは考えたいところなんで、開始前に起きられるよう目覚ましセットして寝ちゃおうと思います。それではオヤスミナサイ。
[76364] 2010年 10月 22日(金)18:40:43オーナー グリグリ
十番勝負前夜
思いっきり風邪を引いてしまいました。

でも十番勝負は明日午前7時から予定通り開始します。
今、最後の詰めを行っていますが、
少し頭がぼーっとしており、
出題にブレが出るかもしれません。^^;

それとは関係なく今回は敢えて少し「雑な」出題にしています。
「雑な」とは、
・想定解をすべて検証していない問題がある
・想定解数を表示しない問題がある(半分くらい)
・共通項の境界線を丁寧に提示していない
・別解の可能性を否定していない
てなあたりです。

とは言え、いつもとそんなに変わりありませんのでご安心のほど。
[76363] 2010年 10月 22日(金)12:52:40むっくん さん
J市
[76359]白桃さん
アノ市にそんなものありましたっけ???
ミス日本とミスユニバース日本代表を混同していました。うっかりミスです。

正しくは

J市・・・某落書き帳メンバーはこの市の市長から「同窓会にこない」と怒られた?ことがある

でした。
[76362] 2010年 10月 22日(金)04:02:53かぱぷう さん
地元のFeネタ2題
壱。

[76357]k-aceさん
山陽新幹線・九州新幹線直通の最速達列車の名称が「みずほ」に正式決定しましたが、この名称に異論もでているようです。
出ていますね、異論。私も「みずほ」には反対です。しかし、
さくらより速い列車がみずほというのは違和感がある。多くの鉄道ファンも同じように感じているはず」と話す。
という理由からではありません。

いま沿線で問題になっているのは「速達性」と「利便性」の問題です。新幹線の駅ができる自治体では、少しでも多くの列車を停車させたい。しかし停車駅を増やしすぎると、いわゆる“4時間の壁”をクリアできない。
速達性を訴求したいJR西日本・停車する列車を少しでも増やしたい沿線自治体(特に新鳥栖vs久留米の攻防が最も激しい)・速達性を求めたいものの建設費を負担してもらっている沿線自治体に配慮もしなければならないJR九州。三者三様の事情があり、いまだダイヤがまとまらずにいます。いや、おそらくはダイヤはほぼ出来上がっているものの発表できずにいるのでしょう。

JR側の作戦としては、ハイ分かりました「さくら」は停めましょう。「さくら」はね。最速列車は(博多~鹿児島中央間で)熊本にしか停めないけど、それは「さくら」じゃなくて「みずほ」だから文句ないよね…といったところでしょうか。

そりゃあブーイングも出ますよ。せっかく公募で「さくら」という愛称を決めたのに「それよりも格上の列車を別の愛称で設定」なんて言い出すもんだから話がおかしくなってしまうんです。自治体間の「我田引桜」があるのなら、毅然とした対応で「さくらは熊本にしか止めません!」としたうえで「ひかりクラスの列車みずほを運行します」としたらよかったのに。

[76361]Issieさん
私も「どっちの“格”が上か」なんてことはどうでもいいです。ただ、このままでは皆で決めた「さくら」の名前がかすんでしまう。そこが一番の問題であると声を大にして訴えたいところです。


弐。

先週末、私の地元の鉄道会社の名物車両“黄色電車”が引退しました。
最後の2週間は引退のはなむけに先頭部分をデビューした1973年から1997年までまとっていた塗り分けを復元して走りました。私も小さな頃からずっと親しんできただけに淋しさもひとしおです。最終定期運行となった16日(土)は、4歳の息子を引き連れて最寄り駅と福岡の間を往復して別れを惜しみました。ありがとう、君の事はずっと忘れない。
17日には、“黄色電車”にお別れを言いに遠路から来福された落書き帳メンバーとお会いしました。1日も17日とは別の落書き帳メンバーの方にお目にかかっており、これも落書き帳の縁と“黄色電車”の縁あってのことです。オーナー様と“黄色電車”に感謝!!来福されたお二方におかれましては、その節はたいしたお構いもできませんで申し訳ありませんでした…
[76361] 2010年 10月 22日(金)00:00:29【3】Issie さん
がんばれ,がんばれ,スワローズ!
今日は,土曜日の部活の振り替えで午後お休み。そこで横浜駅ビルでお昼を食べた後,京急の「空港急行」(←正式名称忘れた)に乗って羽田に行ってみました。ところが,肝心の京急蒲田の前後で寝てしまって…。せっかく快特をやりすごして急行に乗り,蒲田の折り返しを体験しようと思ったのに。気を取り直して,本日開業の新駅で下車。本日オープンの施設へ。
電車から降りてエスカレーターに乗り,施設の3階(出発フロアー)に行くまでは人少なめ,と思ったのですが,3階にあがったらやっぱり人がたくさんいました。平日とは言え,初日だからでしょうかね。
4階のレストラン・売店フロアーは「江戸風」の街並み。日本料理のメニューに併記されている説明的な英語が面白いですね。ここは人でいっぱい。でも,高い。超円高の昨今,安いドルを持って日本に来たあちらの方,手が出せるのかしら。
…なんて思いつつ歩いていたら,カメラを従えた着物・おしろい姿の若い女性が…。でも,どうもよく見ると舞妓さんみたいなんですよね。江戸だったら,「おいらん」か,せめて「ゲイシャ」の方が,欧米人のステレオタイプなエキゾチシズムにアピールすると思うんですけどね。今日はまだ,欧米方面からの便は乗り入れていませんが。

というわけで,12チャンネルの番組も東京モノレール([76357] k-ace さん)。

[76357] k-ace さん
多くの鉄道ファンも同じように感じているはず

私は別に感じないんですけどねぇ。
「つばめ」が東海道の看板列車から九州南端の特急列車になって久しい今さら,「さくら」の“格”を語られてもねえ。「みずほ」だって,それなりに重みのある名前だと思いますよ。「はやぶさ」が“北”にとられてしまったこともあるのでしょうが。
「さくら < みずほ」を問題にするなら,何で「つばめ < さくら」状態に文句を言わないのか。ただの「特別急行」に過ぎない「桜」(←どんどん“現代表記”に改めましょう。同じ漢字です)に比べて,「燕」は「超特急」ですよ。どっちの方が“格”が上だか。
地元の異論は尊重しても,「おたく連中」の訳知り顔な“雑音”は放っといていいよ…なんて,私はこの「異論」の方に反発を覚えます。
[76360] 2010年 10月 21日(木)22:45:22星野彼方 さん
鉄道ネタのレスのレス+α
わたしの[76343]は前書き読み直しなしの一発勝負だったので後で読むとわかりにくい記事ですねぇ。でもま、わかる人にはわかるだろうしいいか。

[76344] Issie さん
[76343] 星野彼方 さん
11月6日にはNHKで盛大に取り上げていただけると信じています。なんてったってこっちは全国で最後ですから。
これは「おたく度」が高すぎて,無理なんじゃないでしょうか。

わたしもそう思います。皮肉だったのですが、そうは見えないですね。

[76357] k-ace さん
九州新幹線の記事ということもあり、東北新幹線のことを一瞬忘れ、来年3月の間違いじゃないの?と思ってしまいました。12月の東北新幹線全通まで、ということですね。すみません(こちらではJR東日本の青森のCMが結構流れているのに…)。

そういうことです。来年青森に行けるのはどんなに早くても九州新幹線開通後。次にJR完乗達成はいつになるやら。

おまけ
その4
9月某日、JR西日本、秋の関西1デイチケット利用で滋賀県内某所へ。この1デイチケット、この秋からなぜか乗り放題のエリアに近江鉄道全線が加わりました(今秋だけかもしれない)。というわけで時期柄これはあの学校へ行くしかない、と思い立ち行ってきました。校庭の銅像も階段の兎と亀も講堂もまんまで、よかったです。また、音楽室は3階なのですが、3階には音楽室と秘密の部屋の2部屋しかなく、あとは屋上と変わった造りになっていました。あ、それと、学校周辺にオリジナルの「とびちゅう」を発見。三人見つけたけど、残り二人は発見できず。全員いるのかな?

う、また、わからない人にはさっぱりわからない記事になってしまった。とりあえず、学校は耐震問題で建て替えようとした元町長と保存を求める住民でいろいろあったところだ、とだけ付け加えておきます。なおその学校、現在は学校としては使われておりません(学校としては隣接地に新設された校舎に移っています)。
[76359] 2010年 10月 21日(木)21:49:01白桃 さん
J市に国宝石仏???
[76352]山野 さん
F市…鳩ヶ谷でないとすると「浦安市」か?
H市…お金持ちというと「芦屋市」?
以上、大正解でした。

[76356]むっくん さん
A市・・・(東大阪-東)市
D市・・・(岡谷+ま)市
E市・・・形容詞→京葉市?→京葉線→(武蔵野線-1000)市
G市・・・(嘉麻+倉敷-志木)市
のことでしょうか?
正解です。
J市・・・国宝になった石仏で有名。
アノ市にそんなものありましたっけ???
2010年ミス日本グランプリのお名前は林史乃(はやし・みな)さんです。
J市出身者から、将来、「人間国宝」、いや「人間国勢調査?」が出るかもしれません(笑)。

[76353]Issie さん
ねずみの町と引き換えに,なじみの遊園地が閉園された
谷津遊園って、黒字経営なのに閉園されたのですね。浦安は習志野に足を向けて寝てはいけませんね・・・
[76358] 2010年 10月 21日(木)20:07:26【1】k-ace さん
中央道、経県
明後日朝から十番勝負開始ですね。私は[76027]でも書いたとおり、十問完答、誤答0を目指し、今回はメダル獲得には特にこだわらないことにします。一応開始時間にはいますが、都合上開始後1時間以内には切り上げ、休みの日曜午後、月曜あたりに本格的に取り組みたいと思います。

[76354]伊豆之国さん
まさか同じようなコースを通っていたとは‥。
といっても私の場合は帰省ですけどね。ツイッターでは既に呟いていましたが。京王線で新宿まで行き、新宿8時50分発の中央道昼特急・大阪行きに乗車しました。
で最初の休憩は笛吹市(旧境川村)の境川PA。甲府盆地を眺め、いろいろな山梨名物にまじって、今年のB-1グランプリ王者の「甲府とりもつ煮」関連商品が早速売られていました。境川PAは笛吹市ですが、甲府市域はすぐそこ。時刻表によれば、伊豆之国さんが小牧市の桃花台あたりのころ、私は伊那市の小黒川PAで休憩していたということです。ピーチライナーの廃線跡を見れるとは思いませんでした。私は更に名神高速道路を西へ。養老町の養老SAで休憩。吹田市・豊中市境だけど一応吹田市の千里ニュータウンバス停(桃山台駅)で下車し、中国ハイウェイバスに乗り換え、中国道を一路西へ、加西市まで。帰りはJRで大阪まで、そこから中央道経由の夜行バスで。

[76355]Issieさん
小黒川PA(上り)ではローメンも「おすすめ」にはありますが、私の休憩した下りでは「おすすめ」にも挙がっていません。伊那市のPAなのに。駒ヶ根市のソースカツ丼の印象が強く、ローメンに関してはそういえばそういうのも見たかなといった程度です。小黒川PAでは他に南アルプスの絶景(中央アルプスは雲がかかっていて、いまいちでした)やPA脇のりんご農園からのりんごの実とその香りが印象に残りました。


さて、八王子市に引っ越してきた日からの2か月ほどの間に関東・山梨を首都圏大回り乗車も含めあちこち周って、中央道経由の帰省もあったことにより、日本全市の1割弱にあたる78市が未踏市ではなくなりました。なかでも埼玉県、千葉県、東京都、山梨県が多くなっています。
山梨県は県中西部がすべて未踏だったのが、現在の未踏市は南アルプス市のみ。
千葉県も1年前は浦安、我孫子、柏、流山、松戸の5市以外の31市が未踏市だったのが、現在の未踏市は野田、八千代、白井の3市のみ。
ただ、野田、八千代、鎌ケ谷、白井、富里の5市以外はJR線が通っていますので…。鎌ケ谷市は新京成線、富里市は鹿嶋市への高速バス「かしま号」での通過です。また、四街道市は「かしま号」のみで、JRでは通過していません。
ただ意外にも神奈川県は未踏市は減っていません。暮らし始めてから、相模原、川崎、横浜の3市にしか入ってないからなぁ。相模原市にはよく行ってるのに。
我孫子駅のから揚げそば(2個)も食してきました。2度目も…と思ったのですが、その時1000円札と小銭がなく結局断念。
[76357] 2010年 10月 21日(木)19:28:38【1】k-ace さん
鉄道、羽田、八王子駅
こんばんは、k-aceです。
奄美大島が豪雨で大変なことになっているようです。これ以上被害が拡大しなければいいのですが…。

下関駅で来年春、JR九州のSUGOCAが使えるようになるとのことです(JR西日本)。ただ、下関駅ではSUGOCAは発売されないとのことですが。

山陽新幹線・九州新幹線直通の最速達列車の名称が「みずほ」に正式決定しましたが、この名称に異論もでているようです。
 「みずほ」の名称について、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は9月の会見で、「熊本止まりだった寝台列車と同じ名前は違和感がある。公募までして決めたのだから『さくら』でいい」などと発言。「地元自治体にJR側から相談がなかった」と不快感も示した。
 鉄道ファンからも異論の声が。「さくら」は1929年、日本で初めて愛称が付いた特急「櫻(さくら)」に使用されたほか、戦後は東京-長崎間を結び、05年3月に廃止になった寝台特急にも使われた。一方、「みずほ」は東京から熊本や長崎などに向かった寝台特急で、「さくら」より後の61年に運行し94年に廃止された、いわば脇役的な列車。鉄道評論家の川島令三さん(60)は「列車の格は歴史の古さや役割などで決まる」と言い、「『さくら』の方が歴史が古く、『みずほ』より格上。それなのに、さくらより速い列車がみずほというのは違和感がある。多くの鉄道ファンも同じように感じているはず」と話す。

羽田空港の新・国際線ターミナル開業ですね。テレビ東京の「空から日本を見てみよう」もこれを受けて「東京モノレール」(浜松町~昭和島~羽田空港)とのこと。

リニア中央新幹線も直線コースで決定とのこと。速達性を考えると、伊那谷・木曽谷ルートとの比較検討の必要もなかったような。

[76343]星野彼方さん
12月までの短期間でもJR完乗のタイトルをもらっとこうかな
九州新幹線の記事ということもあり、東北新幹線のことを一瞬忘れ、来年3月の間違いじゃないの?と思ってしまいました。12月の東北新幹線全通まで、ということですね。すみません(こちらではJR東日本の青森のCMが結構流れているのに…)。

八王子駅南口再開発の目玉「サザンスカイタワー」ですが、11月25日、竣工式、まちびらき(グランドオープン)。テナント部分は12月1日オープンとのこと。さてこれでどうなるか?
[76356] 2010年 10月 21日(木)18:31:25むっくん さん
白桃さんクイズ
[76349]白桃さん

残りを答えてみます。

A市・・・1614年に●○冬の陣、1615年に●○夏の陣があった。
D市・・・北区・中区・東区・南区の4区がある。
E市・・・市名と同名のJRの路線がある。
G市・・・昔は「イイクニツクロウ??幕府」と覚えた。ちなみに現在の通説的見解では1192年ではなくて1185年。
J市・・・国宝になった石仏で有名。
[76355] 2010年 10月 21日(木)00:52:32【1】Issie さん
エロイムエッサイム まわれ地獄の魔法瓶
[76354] 伊豆之国 さん
Day Dream Believer

何か言い訳めくのですが,私はリアルタイムでは知らないのですよ。後から聴いて知ったのです。
ちょうど我が家にテレビがなかった(であろう)頃に放送された「宇宙少年ソラン」や「レインボー戦隊ロビン」を再放送で知っているように。先ごろNHKで話題になった「悪魔くん」も…。
それにしても,"Day Dream Believer" はどうも何年か周期で町に聞こえてくるようですね。最近もCMで流れていたような。

ご当地グルメ

私はSAを全く考慮しないで,「ローメン」の伊那市を連想しました。食べたことはありません。ザザ虫なら食べましたが。ソースカツ丼は,駒ケ根市ならぬ望月町(現佐久市)で食べました。蛇足ながら,みそカツは「県副都」の学食の定番メニューでした。一応,名古屋圏でもあるのですね。某大学の“第n公用語”は名古屋弁でした(当時)。

島崎藤村の故郷・中津川市

これ,違和感ありますね,思い切り。
そもそも第1回目の越県合併(1958年)で旧神坂村が中津川市に編入されたとき,馬籠地区が長野県に残って山口村に編入されたのは,藤村の故郷(馬籠)を岐阜県に渡したくない,という声が強かったから,なんて言われています。藤村は「信州人」。時代が新しすぎて「信濃の国」の5番で歌ってもらえませんでしたが(←当たり前!)。
その山口村が,今回まるごと中津川市に編入されてしまったので,いかんともし難いのですよね。でも,同じ文学者でも一応はあった(?)当時の知事は,まだこだわっていましたっけ。
[76354] 2010年 10月 20日(水)23:46:22伊豆之国 さん
Day Dream Believer(クイズの答え合わせ)
[76324]の道中記クイズ、1週間を過ぎましたので、この辺で答え合わせにしましょう。

初日(10日)に乗った高速バスは、新宿6時50分発の中央道経由名古屋行き。「霊峰」はもちろん富士山ですが、この日の朝方は大雨、やっと雨が上がって晴れ間がでて、富士山がチラッと顔を見せたのは既に山梨県ももう少しで通り過ぎる頃。「湖」は諏訪湖。そして2度目の休憩をしたのが駒ヶ岳SA。【A市】は、その駒ヶ岳SAがある駒ヶ根市ということになります。[76326]大龍エクスプレスさん、お見事でした。休憩時間が短いため、ご当地グルメ「ソースカツ丼」は無理なので代わりに「ソースカツサンド」を買って車内でいただくことにしました。「大河」は天竜川、したがって【B市】は浜松市となります。
「長いトンネル」は恵那山トンネル、そこを抜けると岐阜県。【C市】は島崎藤村の故郷・中津川市。ちなみに藤村の生家がある「馬籠」の最寄のバス停「中央道馬籠」(神坂PA内)は、開通当時から岐阜県にあり、5年前までは隣県の地名を拝借した「越境バス停名」であったのでした。【D市】は3年前の夏、熊谷市と共に全国最高気温の公式記録を更新した多治見市。そして愛知県に。「短命に終わった廃線跡」は、開業からわずか15年で幕を閉じた「ピーチライナー(桃花台線)」。廃線跡はこの辺りで中央道をまたいでおり、「桃花台東」駅の建物もまだ残っていました。したがって【E市】は、小牧市です。廃線に至った原因はいろいろあるようですが、小牧駅で接続する名鉄小牧線の本数が少ない上、名古屋の中心部に行くのに不便な乗換えを強いられ(開業当初は小牧線と地下鉄との接続線が未開業で、上飯田から地下鉄平安通まで歩かされた)、また3社合算運賃を取られて割高だったこと、そして杜撰な需要予測などといったところでしょうか。地元では「むしろ中央(西)線とつなげたほうがよかったのでは」という声もあったようです。小牧ICより名古屋高速に入り、通過した【F町】は、イチロー選手の出身地・豊山町。そして【G市】は、もちろん名古屋市、バスを降りた場所はその中心繁華街・栄。ちなみにここで昼食の後、近くにあるテレビ塔の展望台に登ったのですが、そこから見た名古屋城の天守閣が意外に小さく見えたのはちょっと驚きでした。
ここから前記の地下鉄名城線、名鉄小牧線と乗り継いで、次に向かった「パワースポット」とは、田縣神社。弥生時代創建と伝えられ、平安時代の「延喜式」にも載っている由緒正しい神社ですが、この神社についていろいろ書くのは、特に未成年の方にはよろしくない内容を含んでいますので、もっと知りたいのであれば各自で調べてみるのがよいでしょう。
再び名鉄小牧線に乗り、次に向かった【H市】は、犬山市。終点の犬山駅で乗り換えて犬山遊園駅で下車、まず犬山城を見た後、木曽川の鵜飼を川岸から見る(船からの遊覧は既に予約で満員、というより実は持ち金不足)ことにしたのですが、始まるまで時間があるため、夕暮れの木曽川沿いをしばし散策することにし、まず城の西側のライン大橋を渡って県境を越えて北岸に渡ると、そこは再び岐阜県。【I市】は各務原市ということになります。やがて名鉄新鵜沼駅近くに行くと、9年前まで特急「北アルプス」が通っていたJR高山線との連絡線の廃線跡を見に行きました。この写真は6年前に撮られたものですが、状況はこの当時とほとんど変わっておらず、名鉄側は柵によって塞がれ、無用となった踏切警報機もまだ残っていました。そこから再び木曽川を、最近まで図体の大きい電車が自動車と一緒に通っていた橋([70404])を渡って愛知県犬山市=【H市】に戻り、夕食をとってから木曽川に向かい、鵜飼を身近に見られる場所を探していると、とある旅館の前で宿泊客が次々と川岸に下りて行ったのを見てこの辺りで待つと、やがて目の前にかがり火と共に3隻の船がやってきて鵜飼を披露。終わりまで見届けて、犬山遊園駅から名古屋駅へ、JRに乗り換えて笠寺駅に近いホテルで一泊。
翌朝向かったのは、この辺り。川(天白川)を渡った先の【J市】は東海市、「自治体越え地名」は「柴田」([75299])。天白川の土手から、少し遠かったのですが名古屋臨海鉄道の貨物列車が鉄橋を渡るシーンを見ることもでき、2ヶ月前の「リベンジ」([75981])を果たすことができました。最後に向かった【K市】は、「土管の町」として名高い常滑市。巨大な「猫」のモニュメントには思わず笑ってしまいました。そしてその先の「幻の市」【L市】とは、かの「南セントレア市」です(アーカイブス)。 

ところで、
今回のタイトル、その中の一つの答えを引き出すヒントになっているのです(これでピンと来るのはある世代以上‥)
ですが、
[76340]ペーロケさん
タイトルとの因果関係がまったく判りません。検索してみたら、偉大なるロックシンガー(残念ながら先日逝ってしまいましたが)
惜しくも外れです。
今から40年余り昔、かの英国の偉大なる四人組が世界を席巻していた頃、これに対抗して結成されたという太平洋の向こうのバンドで、バラエティーショウにもよく出演していた(私も当時のはっきりした記憶はないのですが、CATVで見ている「オールディーズ」で何回か聞いたことがあります)"The Monkees"の代表的なヒット曲。
[76325]Issieさん
「湖」のまわりで行われる大イベント。前回は甲子園の某球団に関連する年(実は今年)。次回はこのタイトルに関連する年
まさにその通りです。
したがって、「この市」とは、「お猿の楽園」([70149]小松原ラガーさん、[70159]hmtさん)のある犬山市=【H市】でした。
ところで、「猿」といえば「ご当地」の話題。三島市を初め静岡県駿豆地方に出没していたかの凶暴な猿、「御用」となった後、三島市の「楽寿園」で飼われることになったそうです。

[76342]k-aceさん
実はその2時間後(新宿だと)、私も高速バスに乗って、途中までは同じルートを通っているはずです(たぶん)
まさか同じようなコースを通っていたとは‥。まさに奇遇ですね。
[76353] 2010年 10月 20日(水)19:38:32【1】Issie さん
[76349] 白桃 さん
F市

市長選や合併話には関心がないので私にはヒントにならないのですが,後の説明文を読むと,きっと「ねずみの町」だと思いますよ。
位置関係上,「隣市」というのは1つしかありませんね。遥かな昔から合併話はあったはずで,それでも独立を保ってきて,あんな姿になっちゃったんですけどね。
「隣市」も文豪や文化人に人気で,一瞬「G市」かと思ったんですが,市長さんはもっと月給をもらってそうです。

ところで,ねずみの町。大阪の類似施設にも行ったことがありますが,私はどちらも好きになれません。アトラクションに余計な情報が大杉。何で物語の中に入らなければならないのか。もっとのどかに遊んでいたいのに。
これは,ねずみの町と引き換えに,なじみの遊園地が閉園されたことへの恨みでもあります。
[76352] 2010年 10月 20日(水)18:58:56山野[山野] さん
再回答
一先ず投稿。
[76351]白桃さん
F市…鳩ヶ谷でないとすると「浦安市」か?
H市…お金持ちというと「芦屋市」?
あとは、う~ん…。
[76351] 2010年 10月 20日(水)18:43:04白桃 さん
一部、解答します
[76350]山野さん
おつきあい頂き有り難うございます。
B市:名古屋市、C市:横浜市、K市:歌志内市
正解でございます。
F市は鳩ヶ谷ではありません。

結構難しいと思われます3市について追加ヒントを・・・
E市は東京都に、G市は神奈川県に、H市は兵庫県にあります。
[76350] 2010年 10月 20日(水)17:27:00山野[山野] さん
最近、ネタ不足なので。
普段、十番勝負とか無視しているので「解答するのも何かなぁ」と思いつつ…。
[76349]白桃さん
B市 1,467,000円 今、市長と議会が対立しております
市長と議会が対立しているとすると、「名古屋市」ですか?
C市 1,453,000円 日本一の人口です
人口が日本一多いと言う事で「横浜市」。
F市 1,000,000円 もうすぐ、市長選。
市長選が近いと言えば「鳩ヶ谷市」ですか?
K市 830,000円 日本一、人口が少ない市
人口が少ない「歌志内市」。

…違ってたら御免なさい。
[76349] 2010年 10月 19日(火)23:12:16白桃 さん
最後は福岡を応援していた千葉県民でした
三重県がなかなか9月1日現在推計人口を発表しないので、問い合わせをしたところ、案の定、・・・でした。(・・・は、あまりにも予想通りの答えだったので省略いたします)
三重県と言えば、地理関係には全くカタギの桃娘がこの前の土日に内宮&外宮に行って、ハンコで押したように定番の伊勢ウドンと赤福を買ってきました。どっちが宇治で、どっちが山田だか、行く前に教えてあげなかったことを悔やんでいましたが、宿泊した夜、夫婦岩を見るために、ちゃんと二見浦まで行ったそうで、安心しております。でも、暗さと方向音痴が災いして、その岩をナカナカ見つけられなかったらしく、さすがは「袋田は日光」だと思いました。→ベンセイシュクシュク、夜、岩をやっと見つける・・・

話変わって、十番勝負前の、ホンノ軽い市名あてクイズです。
市長さんの月給-・・・ヒント
A市1,500,000円ノーヒント
B市1,467,000円今、市長と議会が対立しております
C市1,453,000円日本一の人口です
D市1,160,000円白桃ゆかりの政令指定都市
E市1,070,000円エリモジョージや山本譲二はいないです
F市1,000,000円もうすぐ、市長選。
G市961,000円文豪がたくさん住んでいたらしい
H市919,600円お金持ちがいっぱい住んでいるらしい
J市840,000円今年のミス日本グランプリの出身市です
K市830,000円日本一、人口が少ない市
追加ヒント:
F市の市長選挙では、「隣市との合併を公約に掲げている」と噂されている候補がおりますが、その候補自身は「他候補陣営の陰謀だ」と否定しております。どちらにしろ、実質の市長さんはミッキー氏だと思っている市民が大勢を占めるこの市において、そのような公約を掲げるならば、全くもって自殺行為としか思えません。
J市出身のミス日本グランプリは、受賞時には東京都に立地するミッション系の有名J大の学生でしたが、出身高校については超有名高校にもかかわらず、名瀬か、はっきり高校名を明かしたがらないのです。

注)というか、おことわり:
市長さんの給与については、その市のHPにある例規集等に書かれているものを参照にしたまでで、特別職の給与カット等で現実のものとは異なっているものと思います。また、私はその多寡について論じたいとは思っておりません。(ただし、同級生として、J市の市長さんはもうチョットもらっても・・・、これじゃ、私の方が、いやいやこれは負け惜しみ、大ウソでした)
[76348] 2010年 10月 19日(火)21:27:38YASU さん
黄色い電車
[76337] Issie さん
「赤い電車」(201系)がいよいよ引退
首都圏のイベントは何か大変そうなので、先週末、黄色い電車の引退イベントの方へ行ってきました。
こちらは落書き帳メンバーのテリトリーなので、せっかくなのでお会いしてきました。
お子様も鉄ちゃんとして順調?にご成長されているようで、うらやましい限りです。
イベントも怒声などが飛び交うこともなく、のんびりとしていました。

このメンバーはどなたでしょうか?

※ヒント
○回目のオフ会の幹事をされた方です。

筑波山でのオフ会では、みなさんによろしくとのことでした。
[76347] 2010年 10月 19日(火)17:47:32桜トンネル さん
生存報告
お久しぶりです。前に書きこんだのが8月の下旬だったのでもう2ヶ月もこちらに顔を見せていませんでした。相変わらず忙しい日々を過ごしているのですが、今年の夏はものすごく暑かったですね。まだ夏服で学校に着ている中学生もいますが、寒がりの僕にとっては合服でもだんだん寒くなり始めました。とはいえそれは動いてないときだけであって動いているとそれなりに暑くなっちゃいますね。

[76342] k-aceさん

呼ばれた気がしました(笑)
このあたりでは山手幹線から国道43号線の間での大部分では震度7を観測したようですね。ただ、僕はまだその頃、2歳だったので言うほど記憶は残っていないです。とはいえ、震災でつぶれてしまったあとにできた空地が多かったのはなんとなく覚えています。

神戸といえば、阪神高速の神戸長田~湊川が開通するようですね。結構前から工事しているイメージだったので、やっと完成したのかと言う感じです。
[76346] 2010年 10月 19日(火)11:19:25オーナー グリグリ
自治体の並び順(北海道)
[76341] オーナー グリグリ
なお、(総合)振興局の中の市町村の並び順は市町村コード順になっているようなので、今回所属変更のあった幌加内町と幌延町もそれに従い並べるようにしました。幌加内町については上川総合振興局のトップにすんなり入りましたが、幌延町については、同一総合振興局内の同じ郡については町村をまとめるようにしているため、同じ天塩郡の豊富町がコード順にならなくなりました。これは以前からあった現象で、胆振総合振興局の虻田郡洞爺湖町、オホーツク総合振興局の大空町は元々コード順に従っていません。
と書きましたが、幌加内町と幌延町の市町村コードは支庁制度改革に同期して改正されていましたね。大変失礼いたしました。改正後のコードに従いデータの並び順を修正いたしました。本件、[72824]で、紅葉橋律乃介さんにしっかり指摘されていた事項でありながら、ちゃんとフォローできておらず申し訳ありませんでした。

この結果、総合振興局・振興局の単位の中で郡でまとめることによってコード順から逸脱しているのは、胆振総合振興局の虻田郡洞爺湖町、オホーツク総合振興局の大空町に加え、宗谷総合振興局の天塩郡幌延町の3町ということになりました。北海道以外で同じような例があるかどうかは未確認です。

[74089] 紅葉橋律乃介さん
ちなみに、「北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例」では、支庁の並び順が変わっています。もしかすると、道内の統計(条例の並び順)と全国の統計(市区町村コード順)では、見た目が大きく違って来るかも知れません。
今回、当サイトでもこの条例の並び順に従ったのですが、全国市町村要覧[平成22年版]でどう並べられるかが興味深いです。おそらく同じ考え方になるのではないかと予想しますが。

 確かに「このように」の表示方法では分かりづらいですね。しかし、「市」を全道一括にして、「町村」を支庁別にするのが一般的なようですが、そうではなくて、このまま支庁別に市も割り振れないでしょうか?

 現状では、石狩地方の市町村→渡島地方の…と続いていても、括りが「北海道」のまま。それを「石狩振興局」→「渡島総合振興局」…という括りに変えれば、分かりやすいと思います。
北海道の市を表示上どうまとめるかは悩ましい問題です。市区町村プロフィールでは市を最初に並べた上で、総合振興局・振興局単位に町村を括りましたが、人口などのデータは市を含めた数値にしています(その旨の注釈も付けました)。

一方、データベース検索の場合は、都道府県、市町村、特別区、政令区、郡、総合振興局・振興局(支庁)の自治体等のデータを検索対象として抽出する仕組みのため、検索対象とした自治体等と検索結果の並べ方に基づき、機械的に表示しています。並べ方の「都道府県順」はほぼ市町村コード順に相当します。ほぼと言ったのは、北海道の3町やコードのない総合振興局・振興局(支庁)などは、データベース内の並び順、すなわち市区町村プロフィールの並び順が正確な順序となります。したがって、北海道の2010.4.1の検索結果2010.3.31の検索結果では大きく並び方が違います。北海道の並べ方についてはもう少し検討が必要かと思っています。将来、過去データを整備する際には方針を統一したいところです。
[76345] 2010年 10月 19日(火)07:22:05【1】白桃 さん
好取組
先ごろ、北海道から9月末の住民基本台帳人口が発表され、2010年10月推計人口を作成した私ですが、この作業、果たして意味があるのやら。
ともかく、2010年国勢調査の結果で、同一都道府県内の市の人口順位に変動がありそうな組み合わせをご報告いたします。(先に書いた方が直近推計人口上位)

室蘭/千歳、二戸/遠野、気仙沼/名取、南陽/上山、常陸太田/坂東、常陸大宮/下妻、狭山/久喜、本庄/和光、君津/印西、
銚子/旭、三鷹/日野、清瀬/国立、大和/厚木、新発田/三条、甲州/都留、岡谷/須坂、伊豆/御前崎、豊橋/岡崎、知多/大府、
蒲郡/北名古屋、田原/清須、津島/愛西、長岡京/城陽、吹田/高槻、高砂/芦屋、南あわじ/小野、雲南/安来、赤磐/井原、
高梁/浅口、大竹/竹原、八幡浜/伊予、香美/土佐、柳川/行橋/太宰府、山鹿/荒尾/合志、曽於/南九州、糸満/豊見城
[76344] 2010年 10月 19日(火)01:57:20【2】Issie さん
181
何でも,京葉線にはまだ201系が残っているようですね。「水色の電車」として。
やはり,あのニュースは「中央線から一時代を築いた赤い電車が引退する」というものなのでしょう。…でも,101系でも103系でもない,“次の世代”の電車だから。

[76343] 星野彼方 さん
11月6日にはNHKで盛大に取り上げていただけると信じています。なんてったってこっちは全国で最後ですから。

これは「おたく度」が高すぎて,無理なんじゃないでしょうか。
「はまかぜ」がなくなってしまうならともかく,新型車両(※)になってそのまま走っているのだから,“カタギの方々”には区別がつかないのでは…。

実は私も正直,ディーゼルカーの181系には思い入れがありません。これが電車の181系なら,思いっきり思い入れがあるのですが。ディーゼル特急なら,やっぱり80系(キハ81形か82形)。所詮,181系は80系の亜流,なんて思っちゃったりしてますから。

同じころ,電車化された「はつかり」が1日だけ復活した,なんてニュースもありました。これが81系ディーゼルカーならね…。
やっぱり,新青森行きの(超)特急は「はつかり」の方がよかったな,なんて思うのでした。

※後で調べてみたら,「はまかぜ」に投入されるのは本当に新しい形式なのですね。でも,やっぱり普通の人には大した違いではないと思います。山陰線からディーゼル特急が姿を消す,という話なら普通の人にもアピールすると思いますが。
[76343] 2010年 10月 18日(月)22:29:43星野彼方 さん
鉄ネタ3題
その1
[76337] Issie さんと同じ番組を見て、同じことを思っていました。ところで昨日「はまかぜ」に乗ってきました。時間がなくて、明石→福崎間だけですが。明石乗車時は乗車率30%あるかないかだったのが、姫路で半分が降りてしまい、どうなるかと思ったら降りた以上に乗ってきてほっとしました。それでも乗車率は40%くらいだったと思います。カウントダウンが始まっているのにこれでは普段どんだけ乗っていないか、ですよね。話がだいぶ脱線しましたが、11月6日にはNHKで盛大に取り上げていただけると信じています。なんてったってこっちは全国で最後ですから。

その2
実は今週末から九州に行ってきます。あれっ今週末って…まぁそういうことです。それはともかく、周遊切符の九州ゾーン利用なのですが、九州ゾーンって九州新幹線、乗れないんですね。知らなかった。しかも肥薩オレンジ鉄道にも乗れない。これってどうなの?1500円くらい値上げしてもいいから新幹線に乗れるようにしてくんないかなぁ。今回九州に行く第一の理由が「九州新幹線に乗る」なんではずせないんです。えっ、来春にまとめて行けばいいじゃないかって?それはそうなんだけど、もう一回九州に行く理由にするのと、12月までの短期間でもJR完乗のタイトルをもらっとこうかな、と思いまして。

その3
もう随分たっていますが、お盆に臨時の「のと」に乗りました。先行き不安な乗車率でしたが、なんとかこの冬も運行されるようで安心しました。んで、スカイアクセス線に乗ったのですが、身分証明できるものをすべてコインロッカーに入れてしまったために、成田空港で困ったことに。あのゲートを通らずに帰りの京成に乗れるようにしてくんないと、のりつぶしには厳しいです。結局、係員がゲートから改札通るまで着いてきましたとさ。
[76342] 2010年 10月 18日(月)22:10:53【3】k-ace さん
兵庫県内情報4連発と伊豆之国さんの旅行
こんばんは、k-aceです。
久しぶりに神戸新聞のHP見たら色々載っていたので、兵庫県の情報を色々。

中でもこのニュースは衝撃でした。
たこフェリー残り1隻も売却へ 会社清算検討 
来月16日以降フェリーの運航を休止となる「たこフェリー」。つい3か月前に乗船した際は深夜帯廃止状態だったのが、ここまで短期間で休止(事実上廃止)になるとは驚き。もう一つの「ジェノバライン」は運航していますが、これで淡路島は125cc以下のバイクは行けなくなりました。大抵の車、126cc以上のバイク、人(高速バス利用)は明石海峡大橋。人、自転車はジェノバラインで明石海峡を渡れるのですが。乗船した僅か4か月後に原付とともに渡れなくなる(「原付とともに乗船」を再度行うことができなくなる)とは…。

「小野署」新設を提言 警察署の在り方懇話会
兵庫県内で唯一警察署のない市である小野市(加東市の社警察署管轄)ですが、県の財政状況からすると、提言だけで、このままこの状態が続きそう…。

[76334]伊豆之国さん
北条鉄道の猿の駅長起用は加西市のツイートで知りました。神戸新聞や北条鉄道のHP、伊豆之国さんの引用記事を見る限りでは、起用の過程、方法、対象等、なんかしっくりこない駅長起用というのが私の印象です。
アイデアとしてはボランティア駅長に各駅をアレンジしてもらうというのほうが良かったような気が。また北条鉄道は食用油(廃油精製済み)で営業運転を始めました(毎日ではないようですが)。

大震災震度6強以上の地域 5年内に住民半数移動
こちらは記事リンクだけしておいて、詳しいことは神戸・阪神間の方に任せます(逃)


[76324]伊豆之国さん
実はその2時間後(新宿だと)、私も高速バスに乗って、途中までは同じルートを通っているはずです(たぶん)。
短命に終わってしまった廃線跡のある【E市】
これは見て驚きでした。まさかこの廃線跡を高速道路から見ることができるとは。この後私は更に西に進んでいます。伊豆之国さんが【E市】を通過のころ、私は【A市】と隣接する(その高速道路では間に分立経験がある村を通過しますが)市のPAでそのご当地グルメを見ました。そのPAでもご当地グルメとして大々的に売ってました。私がその前に休憩したPAも隣接市(といってもそのPAの場所はその市域と非常に近い)で最近特に話題になっているご当地グルメ関連の商品が早速売り出されてました。
詳しくは伊豆之国さんの正解発表後に色々書きます。
[76341] 2010年 10月 18日(月)21:50:01オーナー グリグリ
総合振興局・振興局への対応について
[76339] 紅葉橋律乃介さん
ご指摘ありがとうございました。おっしゃる通り中途半端な対応で申し訳ありませんでした。幌加内町、幌延町の変遷を含め市町村変遷情報に追加しました。変更種別の「支庁設置・支庁変更」についてはそのままの名称とし、トップページの変更種別説明に注釈を加えました。市区町村プロフィールの北海道のページも更新しました。同名の郡として雨竜郡も追加しました。総合振興局・振興局の表示順序についても設置条例の考え方に基づいて並び替えました。

なお、(総合)振興局の中の市町村の並び順は市町村コード順になっているようなので、今回所属変更のあった幌加内町と幌延町もそれに従い並べるようにしました。幌加内町については上川総合振興局のトップにすんなり入りましたが、幌延町については、同一総合振興局内の同じ郡については町村をまとめるようにしているため、同じ天塩郡の豊富町がコード順にならなくなりました。これは以前からあった現象で、胆振総合振興局の虻田郡洞爺湖町、オホーツク総合振興局の大空町は元々コード順に従っていません。

以上、ご確認いただければ幸いです。更新漏れや不備などありましたらご指摘ください。ありがとうございました。
[76340] 2010年 10月 17日(日)22:48:22ペーロケ さん
どらどら
[76324]伊豆之国さんのクイズ、おそらく全部解読はできましたが、タイトルとの因果関係がまったく判りません。検索してみたら、偉大なるロックシンガー(残念ながら先日逝ってしまいましたが)がヒットしたため、彼の生い立ちを色々調べると、彼が熱狂的なファンであったという某球団がある、某政令指定都市、つまりG市かなぁ。G市内ではこの球団の挑戦者を迎え撃つことに興味深々ではあります。そんな単純な問題ではないはず、とは思いつつも。。。う~ん、自信がありません><
[76339] 2010年 10月 17日(日)22:27:30紅葉橋律乃介 さん
希望
[76336] 2010年10月17日(日)16:17:20 オーナー グリグリさん
以上、不具合などありましたらご指摘ください。

 早速ですが、何点か申し上げます…の前に、「市町村変遷情報」には、支庁→総合振興局及び振興局への改組が反映されていませんね。網走支庁→オホーツク総合振興局のように改称された例はもちろん、幌加内町(空知支庁→上川総合振興局)と幌延町(留萌支庁→宗谷総合振興局)という地図の形まで変わる大きな変遷も洩れています。

 そのせいかどうか、市町村プロフィール_北海道では、相変わらず支庁が総合振興局及び振興局に変わっただけで、所属振興局は従前のままになっています。
 また、同じく末尾の“同名の郡”欄においては、新たに雨竜郡が対象に加わります。天塩郡はもともと分断されていたので、影響はない(?)と思います。


 北海道のデータ_総合振興局・振興局の一覧は、総合振興局及び振興局の変更が反映されていますが、
なお、北海道の自治体の並び順については、2010.4.1以降のデータベースについては市町村コード順(市が最初)に並ぶようにしました。 2010.3.31以前は支庁単位にコード順のままです。

 一応総合振興局と振興局は同格とされていますが、名前に違いがあるように、総合振興局が振興局の事務を所管することが出来るようで、設置条例に次のような条文があります。
第3条 前条の規定にかかわらず、広域的に処理することにより効果的かつ効率的に執行することができる事務については、規則で定めるところにより、別表第2の左欄に掲げる総合振興局が同表の当該右欄に定める振興局の所管区域に係る事務を所掌することができる。

 以上のようにありまして、設置条例上の総合振興局及び振興局の並び順は、それらを踏まえた順番になっています。


 これらは以前から書いていることですから、グリグリさんは考慮する必要なしと切り捨ててしまったのでしょう。従って、ここに書くだけに留めておきます。
[76338] 2010年 10月 17日(日)21:40:31山野[山野] さん
賛成多数(斐川町)
本日実施された斐川町による出雲市との合併の賛否を問う住民投票の結果です。
開票速報(斐川町HP)
賛成:9743票
反対:5991票
投票率71.26%

結果、賛成多数となりました。
[76337] 2010年 10月 17日(日)20:14:48【2】Issie さん
「赤い国電」ラストラン?
鉄ネタ。

数日前に朝日新聞(東京本社版)に掲載されて,むしろ「まだ走っていたのか」という感想の方が強かったのですが,中央線を走っていた「赤い電車」(201系)がいよいよ引退するという話。今日がその日だったのですね。豊田から松本まで臨時列車として走るのだけど,実はこれは回送兼用。そのまま長野工場(←今は何と呼ぶのか?)まで走って解体されるのだとか。
で,それをNHKの7時のニュースで伝えていました。
なぜか泣いている若者は置いておいて,毎日通勤で乗っていたという年配の方は感慨深げでしたね。また「時代」が1つ回った…,というわけ。

でもねえ,大阪に行ったら201系どころか,環状線を103系が走ってますよね。たかだか30年前に登場したばかりの新参者の201系よりも年季の入った正真正銘の「赤い国電」。オリジナルからだいぶ姿が変わっていて,関東人としては非常に違和感があるのですが。
6時45分の関東ローカルニュースならともかく,7時の全国ニュースでとは,今に始まったことではないけれど,相変わらず東京の価値観による東京中心の情報発信です。
まあ,「モハ90系」として登場した後の101系が“赤く”塗装されて最初に中央線に投入されてから50年余り。その中央線から引退,というのはそれなりにニュースバリューのあることではあるのでしょうが。
[76336] 2010年 10月 17日(日)16:17:20オーナー グリグリ
市区町村プロフィールのリニューアル
[76319] グリグリ
市区町村プロフィールについてもレイアウトの改善と過去データベースへの対応作業を進めています。
ようやくこの作業が一区切りしました。本日、以下の通り、市区町村プロフィールのページをリニューアルしましたので、よろしければご参照ください。

(1) トップページのURLをhttp://cpf.uub.jp/に変更(以前のURLでもアクセスできます)
(2) 各都道府県のページのURLも変更(同上)
例:北海道 千葉県 東京都 石川県
(3) 政令指定都市、中核市、特例市の一覧ページを独立ページに変更
政令指定都市の一覧 中核市の一覧 特例市の一覧
(4) 過去のデータベースにも対応(都道府県のページで過去のDBを指定して再表示できます)
(5) 北海道の支庁が総合振興局・振興局に制度変更された件に対応(北海道のページをご覧ください)

なお、北海道の自治体の並び順については、2010.4.1以降のデータベースについては市町村コード順(市が最初)に並ぶようにしました。 2010.3.31以前は支庁単位にコード順のままです。

また、合わせて、データベース検索についても総合振興局・振興局の制度変更に対応しました。

以上、不具合などありましたらご指摘ください。
[76335] 2010年 10月 17日(日)06:45:42林檎侍[花笠カセ鳥] さん
今日は
おはようございます。
現在、大垣駅前のホテルにいます。というのも、今日行われる関ヶ原合戦410年祭で行われる合戦劇に参加します。
昨日は、その予行演習がありました。

最近は、甲冑を着る系統の祭りに、女性の参加者が多いです。
今回の関ヶ原も、6割くらいが女性です。

今回は、自分の所有する甲冑を運ぶため、クルマ自走で岐阜県まで来ました。
この遠征で、初の岐阜県宿泊達成です(笑)

客室内にパソコン持ち込んで、インターネットに接続成功しました。
LANケーブルを差し込むだけなので楽でした(笑)
[76334] 2010年 10月 16日(土)21:47:01伊豆之国 さん
Day Dream Believer(Part2)
今夜の夕刊より。

[76306]k-aceさん
兵庫県加西市の北条鉄道・北条町駅に「子猿の駅長」が誕生した、という記事が載っていました。記事によると(要約引用)
この日から「100%バイオディーゼル燃料」で走行する車両が国内で始めて営業運転を開始したことから、小猿の「ねひめ」(雌)と「らかん」(雄)の2匹の「駅長」は早速列車に乗り込み、制服姿で愛嬌を振りまいていた
この2匹の「猿駅長」、今年8月に北条鉄道の経営危機を知った豊岡市在住の飼い主が「赤字解消の一助に」と提案したのがきっかけで、和歌山電鉄の「猫駅長」などにあやかろうと市長が提案に応じた
ということだそうで、
この「猿駅長」の「出勤」は月1回程度を予定
ということなので、k-aceさん、「帰郷」の際に会えるかどうかは、あらかじめ調べておいたほうがよいかもしれませんね。
北条鉄道HP

♯これで[76324]のクイズの「タイトルに関係ある市」はどこなのか、またまた大ヒントになっちゃいましたね‥
[76333] 2010年 10月 16日(土)08:30:58【1】オーナー グリグリ
茨城空港に加え成田空港も利用可能です
オフ会への参加を迷っている方に。

私は当日、佐倉市の自宅から車で筑波山へ向かいます。幹事なので午後4時くらい到着を目指していますが、途中、成田空港に立ち寄ることも可能です。成田空港を利用してオフ会に参加されるというルートもありますのでご参考まで。成田空港に立ち寄るとすると午後3時前後になるかと思います。その頃、各地(大阪、福岡、名古屋、札幌、広島、など)から成田への到着便がありますので、ご検討いただければ当日成田空港にてピックアップいたします。同じように翌日の帰路に成田空港経由も可能です。ご参考まで。
[76332] 2010年 10月 16日(土)08:25:40オーナー グリグリ
ちょー助への新規登録方法
なると金時さん、コメントありがとうございました。

オフ会参加アンケートは、無料のスケジュール調整ツール「ちょー助」を利用していますが、新規に回答する方法は、アンケートページにある緑色の背景に「新規◯×登録」のボタンをクリックしてください。そこで、ニックネーム、パスワード(後で変更するために任意のパスワードを入れておく)、確認のため同じパスワード、11/20の予定(◎◯△×)を入れて「この内容で登録」をクリックすれば入力が登録されます。任意に補足やコメントを記入することもできます。登録内容を変更するには、アンケート一覧画面で自分のニックネーム欄にある変更ボタンを押してパスワードを入れて変更ができます。

なお、アンケートページにある緑色背景のもう一つのボタン「タテ・ヨコ入替え表示」を押してタテ表示にすると、全員の回答を1ページで参照することができます。
[76331] 2010年 10月 16日(土)07:30:18なると金時 さん
筑波山麓合唱団
表への追加がよくわかんないのでこちらに書きます。
茨城県での宿泊はかなり魅力的なのですが、年明けにクイズゲーム大会で東京に行くので、お財布的なことと家内のご機嫌的なことから参加はちょっと困難です。
盛会になることをおいのりしております。
十番勝負はちゃんと参加しますよ!
[76330] 2010年 10月 15日(金)20:04:50オーナー グリグリ
Re:オフ会について
[76328] いっちゃんさん
こでお願いがあります。×でも結構ですので、できれば参加意向アンケートに協力していただきたいのです。
(中略)
しかし、旅館側により実態に即した報告をするためにも、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
いっちゃんさん、オフ会参加者把握の件、ありがとうございました。さっそく、反応が沢山ありましたね。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

アンケートで△(微妙?)を回答された方につきましては、オフ会メーリングリストに登録させていただきました。参加予定者間での情報交換にご利用いただければと思います。なお、伊豆之国さんにつきましては、登録時のメールアドレスがパソコン更新時にうっかり削除してしまったためメールアドレスの登録ができていません。お手数ですが、私宛にメールを頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

現在のところ、◎と◯の方が22名、△の方が8名という状況です。30名は微妙なところです。ぜひ、多くの方にアンケートへご協力いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
[76329] 2010年 10月 15日(金)10:31:08スナフキん さん
既開通の高速道路名がまた、変わるらしい
すでに先月、中日本高速道路から正式にリリースが出ていますが、どなたも話題を出していないようなので得意分野でないながらも書いてしまいます。

名古屋市を取り巻く4重の高速道路網のうち、すでに部分開通していた内側から2番目となる東名阪自動車道(名古屋西JCT~高針JCT間)について、今年度中を予定している高針JCT以南(~名古屋南JCT・伊勢湾岸自動車道と接続)の延伸・開通と同時に、なんと高速道路名称を変更するのだそうです。新たな名前は、延伸区間とともに「名古屋第二環状自動車道」(略・名二環)になるとか。予定されていた道路名が完成時に別の名前になるのはよくあることなのですが、すでに供用済みの高速自動車国道について「エイ、ヤー!」と変更をかけるのは最近ですと、舞鶴道や日本海沿岸道以来のはずで、レアケースと言えそうです。

なお、「4重」としたのは、最も内側を名古屋高速の都心環状線、2重目が既存の東名阪、3重目が東名・名神からなる半円、大外が(まだ全通はしていませんが)東海環状自動車道、という解釈をさせていただいたためです。釈迦に説法っぽくなりますが、このうち正規の(?)高速自動車国道なのは2重目と3重目で、内核は都市高速、大外は自動車道と名乗ってはいますが正しくは国道475号の自動車専用道路であり、厳密な話をすれば狭義の高速道路ではなく4重でもない、ということになりますが…。
[76328] 2010年 10月 14日(木)20:44:18いっちゃん さん
オフ会について
僭越ながら、一昨年、昨年に引き続きオフ会のお手伝いをさせていただいております。今回は昨年の参加28名を踏まえ、かつ久々の関東での開催ということもあり35名で手配しております。で、来週末(十番勝負開始前)に旅館に参加見込み人員を伝えようかなと思っております。

ちなみに今のところ
◎:確実♪(99%)12名
◯:前向き(70%)10名
△:微妙?(40%)6名
×:残念!(0%)4名
と、このままでは昨年を下回りそうな気配です。

そこでお願いがあります。×でも結構ですので、できれば参加意向アンケートに協力していただきたいのです。
見込み人員を報告するにあたり「あの方は迷っているのかもしれない」あるいは「あの方にぜひ参加していただきたい」など変に期待をしてしまうのです。×なら×としていただくことによって諦め(?)がつきます。

もちろんオフ会への参加にしてもアンケートへの回答にしても個人の意思によって決められるべきで、他人から強制されるべきものではないということ、また、自ら推進役を買って出ておきながら厚かましいお願いであることは重々承知しております。しかし、旅館側により実態に即した報告をするためにも、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
[76327] 2010年 10月 14日(木)03:21:33【2】YT さん
谷地藩、田安藩、一橋藩、宇土藩、大溝藩
[76313][76314][76315]の表の幾つかの藩について間違った記載がありましたので訂正します。

1.谷地藩
谷地藩   明治3年9月28日、酒田県(山形県)に編入
「明治3年9月28日」を削除します。

そもそも谷地藩とは何でしょうか?『藩制一覧』には
草高 本家分故ヵ不審
戸数 内 士族 五十弐戸
人員 内 士卒 百五十人 内 男八十三人 女六十七人
と書いてあるだけです。私は[76307]で書いたようにてっきり山形藩の別名かと思っていましたが、どうやら荘内藩(大泉藩)の支藩でした。以下宮武外骨『府藩県制史』(1941年)の解説を載せておきます。
▲谷地藩  日本史籍協会編纂の『藩制一覧』に全国二百八十六藩の名を列挙し、それに知藩事大参事以下の役員氏名、兵員数、人口、戸数、石高等を記入してあるが、其中に普通の藩名録にない「谷地藩」といふのがあり、他に異り、僅かに左の三項しか記してない
 草高 本家分故ヵ不審  戸数 内士族五十二戸
 人員 内士卒百五十人―男八十三人女六十七人
そして此谷地藩の所在も不明なので疑問にして居たが、近頃偶ま羽前国の『荘内沿革史』を見ると
 荘内藩主は酒井忠勝公、元和八年以来、御維新に至るまで代々田川郡鶴岡に居城せられ、知行高十四万八千石なりしを、慶応の初年江戸市中取縮(締?)を命ぜられし際、西村山郡谷地地方に加増ありて十七万八千石に至る
これに據ると、三万石加封の領地へ支藩か分家を置いて谷地藩と称したらしいが、明治の新政府では其藩を認めず、やがて朝敵荘内藩の十七万八千石を十二万石に削った
宮武外骨は藩名録にない藩名として、ほかに勝田藩(三千石の旗本、勝田綱吉)、憮川藩(五千石の旗本、戸川氏)、成島藩(本郷泰固)などの旗本の僭称を挙げています。

2.田安藩、一橋藩

田安藩  明治2年12月27日、廃藩し全国各県に編入
一橋藩  明治2年12月27日、廃藩し全国各県に編入
松男正人の『廃藩置県の研究』によると、共に明治2年12月26日に廃藩で、共に主に兵庫県へ編入です。

3.宇土藩
宇土藩  明治3年9月4日、熊本藩へ編入
『京大日本史辞典』、『岩波日本史辞典』によると、明治3年5月に熊本藩へ編入です。

4.大溝藩
大溝藩  明治4年6月3日、大津県へ編入
松男正人の『廃藩置県の研究』、『京大日本史辞典』、『岩波日本史辞典』によると、明治4年6月23日に大津県へ編入です。

『法令全書』や『明治史要』で該当する記事までさかのぼってチェックしておりませんが、廃藩や藩名改称のタイミングについては改めてチェックし直すつもりです。
[76326] 2010年 10月 13日(水)18:43:11スカンデルベクの鷲[大龍エクスプレス] さん
解答します。
久々にカキコします。

[76324]伊豆之国さん
クイズ、解答したいと思います。
ご当地グルメで一躍知られた【A市】
とは、駒ヶ根市でしょうか。
ソースかつ丼のことが真っ先に浮かんだからです。(嘘です。最初焼きそばで有名な某市が頭から離れませんでした。)
[76325] 2010年 10月 12日(火)21:37:11【1】Issie さん
経済とは反対に,サッカーの実力では日本の方が「新興国」のような気がするのですが(歴史はともかく),「頂上」なんでしょうかねぇ。まあ,工業力では今やあちらも「互角」ですから,こちら側のサッカーもそうなのかしら。

[76324] 伊豆之国 さん
Day Dream Believer

「湖」のまわりで行われる大イベント。前回は甲子園の某球団に関連する年(実は今年)。次回はこのタイトルに関連する年ですね。
[76324] 2010年 10月 12日(火)20:46:00伊豆之国 さん
Day Dream Believer
先の連休に今年2度目の遠出をしてきました。そこでその旅日記ですが、今回は初めてクイズ形式でまとめてみました。

10日、朝一番の電車で都内のターミナルに出て、そこから高速バスに。都内を抜けるとさっきの電車で通り過ぎた県を抜けて次の県へ。晴れていれば霊峰を間近に見えたはずでしたが、前夜からの生憎の大雨。ようやく雨が上がって晴れ間が出て、その霊峰の姿がチラッと見えたのはその県もあと少しで通り過ぎる頃でした。それらからその次の県に入り、湖を右手に見ながらしばらくすると進行方向を大きく変えて大河に沿って走って行き、ご当地グルメで一躍知られた【A市】にあるSAで休憩。その川をそのまま下ると政令指定都市【B市】で海に出ますが、パスは途中でまたも進行方向を変え、長いトンネルを抜けるとまた次の県へ。文豪の故郷【C市】や記憶に新しいタイトルホルダーとなった【D市】などを通ってそのまた次の県に。短命に終わってしまった廃線跡のある【E市】で別の自動車道に入り、偉大な記録を樹立した選手の故郷【F町】を通ると、ほどなく城と多くの名物グルメで名高い政令指定都市【G市】へ。中心繁華街でバスを降り、昼食でその名物グルメの一つをご馳走になった後、地下鉄と私鉄を乗り継いで先ほど通り過ぎた【E市】にあるパワースポットへ。それからまたその私鉄に乗り、城とテーマパークで知られる【H市】へ。終点で乗り換えて1駅、先の大河と同じ県から流れてくる別の大河の手前にある駅で降り、その城へ。それからしばらく時間があったので川を渡ると、そこは先ほど通り過ぎた県にある【I市】。やがて怪しげな廃線跡を見て、かつて珍しい光景が見られた別の橋を渡ってまた【H市】に。橋の上からライトアップされた城の方角を見ると、その上に三日月が輝く幻想的な風景。夕食の後、その川で見られる、長い歴史を持つ「火」に関係するイベントを川岸からしばし観覧。そのイベント、HPで調べるまでまさかこの時季までやっているとは知りませんでした。そして先の私鉄の別の線に乗って【G市】のターミナル駅でJRに乗り換え、その市の中心からやや外れた場所にあるホテルで一泊。

翌日は、そこからバスで下町の工場地帯へ。貨物線がいくつも通っているのですが、今では列車が来るのも数えるほど、草ぼうぼうになって廃線なのか現役なのかわからないような支線も‥。ひたすら歩いてやがて川を渡ると【J市】。しかしふと町名を見るとさっきまで歩いていた【G市】とは「自治体越え地名」。その【J市】にある駅からまたまた私鉄で「焼き物」で名高い【K市】へ。町を歩くと意外に坂道が多いのにびっくり、季節はずれの暑さもあって「半袖を持ってきて正解」だったと実感。その先にはあの「幻」になった【L市】もあるのですが、時間も残金も余裕がないのでここで引き返して【G市】のターミナル駅へ。発車間際に高速バスの座席が取れ、行きと同じルートで戻ることに。渋滞で遅れましたが、何とか終電にも間に合って無事家路に着くことができました。

Q.【A】~【L】の市町の名称を答えてください。

♯今回のタイトル、その中の一つの答えを引き出すヒントになっているのです(これでピンと来るのはある世代以上‥)。
[76323] 2010年 10月 11日(月)23:00:04ペーロケ さん
名ケッタ
 名古屋暮らしも2週間経過し、新たな発見もちらほら。。。名古屋の街って、地名も「伏見」「錦」など京都と共通の地名がちらほらありますし、交差点名も交差する道路名を並べて構成されているあたりも京都と通じます。京都をお手本にして作られたのかなぁ。。。

 ところで、名古屋では今、名チャリ2010なる社会実験をやっています。しかし、名古屋で「チャリ」って言葉、そんなに使うのかなぁ。名古屋なんだから、個人的には「名ケッタ」にして欲しかったような(笑)。

[76310]実那川蒼さん
私はつい自分の年齢よりも古い店を「老舗」と呼んでしまうのですが、実那川蒼さんの書き込みで、京都では35年程度じゃあまだまだヒヨッコという感覚の違いに驚かされました。そういやスバコで食べた蕎麦屋さん、創業が江戸時代末期とか書いてありました。歴史が違いますねぇ。。。

[76322]白桃さん
おそらく、もう少し先に三本松、ではなくて高松があるのでは??
[76322] 2010年 10月 11日(月)22:28:25白桃 さん
カキ食えば鐘が鳴るなり瑞巌寺
ただいま仕事先の「川内」から帰ってきました。
昨日の厚狭、浦安を出た私は、13時に「山県」に着きました。とりあえず昼食をとろうと、駅に隣接するビルのソバ屋兼居酒屋に入りました。
旅先での独り酒は格別です。
ちょっとほろ酔い気分で、「川内」行きの列車の時刻表を見ると、まだ大分あります。市内の中心部まで行くか!と思いましたが、循環バス代が300円。週末乗り放題切符を持っていた私は、それじゃ、と思い「佐賀え」に行くことにしました。途中、金沢、長崎を通ります。「佐賀え」の駅前をシラ~と散策したあと、「山県」に戻り「川内」行きに乗りますと、芭蕉の句で有名なお寺の近くを通ります。恥ずかしいことに私、そのお寺はてっきり線路の南側にあるものと思っておりました。県境を超えると、松本清張の「山峡の章」で有名な温泉の名がつく駅に停まったのですが、温泉街は全く見えません。
「川内」は久しぶりに訪れましたが、美しい町ですね。駅前の景観なんて、日本随一ではないでしょうか。
仕事が終わって、列車の時間に大分間があったので、駅構内の飲み屋兼居酒屋に入りました。カキを食べましたが、広島の方が美味しい気が・・・。
でも、旅先での独り酒は格別です。(しつこい!)
私の長所というか欠点は、「誰とでも酒を飲む」(それだけ節操がない)ことですが、独り酒は、気心の知れた仲間と飲む酒、家族と飲む酒よりも美味しいです。その独り酒より美味しいのが、オフ会で飲む酒。もっと美味しいのが・・・(以下マル秘)
お土産でいただきましたギュウタン、いつ食べようか・・・
[76321] 2010年 10月 11日(月)17:48:54YT さん
桁間違い、模写間違い、計算間違い
[76320] 中島悟さん

山藩の草高が封高のわずか1/7というのは一体どういう事情なんでしょう?
また、椎谷藩と麻生藩ですが、草高が封高の10倍というのもちょっと考えられないのですが?

結論から言うと、『統計集誌』に採用されている数字が間違っているからと思われます。[76316]でも書いたように、

飛地、元諸藩封高、草高、現高などは資料によって異なる数字が出てくるのですが、ここではあくまでも『統計集誌』記載の数字を用います。各府藩県の数字を合計すると、記載の総数と一致します。

であり、人口と同一資料からの数字ということでまとめました。実際、以下の資料を使って草高を比較してみると:

A. 『藩制一覧』
B. 『府藩県石高人口表』
C. 『統計集誌』「府藩県所轄並石高
D. 『明治史要』「知藩事表」

津山藩
 10万4576石9斗1升3合 (『藩制一覧』)
 10万4576石 (『府藩県石高人口表』)
 1万4576石 (『統計集誌』「府藩県所轄並石高」)
 10万石 (『明治史要』「知藩事表」)

椎谷藩
 1万0746石1斗1升7合7勺6才 (『藩制一覧』)
 1万0746石 (『府藩県石高人口表』)
 10万7146石 (『統計集誌』「府藩県所轄並石高」)
 1万石 (『明治史要』「知藩事表」)

麻生藩
 1万4582石2斗5升8合5勺 (『藩制一覧』)
 1万1769石 (『府藩県石高人口表』)
 11万7169石 (『統計集誌』「府藩県所轄並石高」)
 1万石 (『明治史要』「知藩事表」)

どれが正しいかはともかくとして、この三藩に関しては『統計集誌』「府藩県所轄並石高」が桁間違いをやらかしてしまったことは明らかです。正しい数字は、大隈重信関係文書の『府藩県石高人口表』と比較すると得られそうです・・・と思ったのですが、『府藩県石高人口表』も色々誤記があるので、正しい実高を得る作業については放り投げた経緯があります。

ただ、この手の桁間違いが起こる点に関しては、当時の漢数字の書き方に問題があります。ちゃんと十万七百四十六石だとか、拾万七百四拾六石、拾万○七百四拾六石、一○○七四六石と書いてあれば良いのですが、中には一万○七四六石、一万七四六石と書くケースが見られます。こうなってくると1万なのか10万なのか、前後から判断するしかありません。また「十」と「一」というのも間違いを誘発する原因となります。

今回のケースの場合、多分手書きによる模写を繰り返してくる過程で、10万と1万の混同を誘発する書き方が間に挟まり、結果間違った数字になってしまったと思われます。

また別の問題として、「意外と計算間違いが多い」という問題もあります。よく「昔の人は算盤・計算が得意」なんて言説がありますが、江戸時代の史料を読むと、案外計算間違いが多くてびっくりします。こういう計算間違いは、模写の際に生じた可能性もありますが、自分の中では「昔の人も言うほど計算は得意じゃなかった」という結論になっています。
[76320] 2010年 10月 11日(月)14:50:23中島悟 さん
石高の疑問
[76313][76318]YTさん
藩別の元諸藩封高と草高に関してでなんですが、
津山藩の草高が封高のわずか1/7というのは一体どういう事情なんでしょう?
また、椎谷藩と麻生藩ですが、草高が封高の10倍というのもちょっと考えられないのですが?
[76319] 2010年 10月 11日(月)11:25:54オーナー グリグリ
都道府県の基本データ
都道府県の基本データを過去のデータベースにも対応しました。合わせてURLを変更しました(元のURLでもアクセス可能です)。
都道府県の基本データ http://prf.uub.jp/prefbase.html
公式HP情報についても過去のURLになりますので、過去データベースで表示させた公式HPへのリンクはリンク切れになっている場合があります。

市区町村プロフィールについてもレイアウトの改善と過去データベースへの対応作業を進めています。

蛇足:
作業の中で、落書き帳のURLの自動リンクテキストリンク機能で指定するURLの記述の仕方によっては、うまく機能が使えなかった場合があったのを改善しました。例えば、上記の都道府県の基本データの記述ようにテキストリンク機能のテキスト自体にURLを記述した場合、これまでは正しく機能していませんでした。また、URLを直接記述する場合に、URLの最後にスペースなどが必要だったのですが、URL記述を正しく識別できるように改善しました。専門的にはURL記述は非常に複雑なため、正確に識別するのは難しいですが、実用の範囲で問題ない程度には改善しています。なお、不具合などありましたらご指摘ください。
[76318] 2010年 10月 10日(日)21:23:39【1】YT さん
族籍別人口(3)
府藩県華族士族神職僧尼平民その他1その他2死刑合計飛地元諸藩封高草高現高
篠山藩112,1581,4635327652,3002,204269158,735760,00068,22236,316
亀岡藩82,7161,2596933345,5231,90651,814450,00057,20428,156
福知山藩58456092917127,5821,73416131,136232,00032,93313,872
園部藩58321,039376132,65292228035,828426,71138,34315,009
柏原藩5681151511716,0591,5731418,551520,00020,1339,188
綾部藩107623633210316,561450144118,426319,50021,0626,648
山家藩834313214710,77336611,670110,08217,4484,389
宮津藩72,29814818850066,74794929971,136670,00070,71827,164
舞鶴藩91,7106701023845,37072915748,893135,00035,91118,279
峰山藩326937557619,61034555110,776411,14411,5376,029
久美浜県225931,146158,5234,8381,4647166,593117,61918,389
出石藩71,4593485426432,63744435,213330,00032,81813,842
豊岡藩34313625013717,69421414519,036215,00015,8066,031
村岡藩6304247292414,8441884815,690111,00011,0102,754
生野県7412143388,9864,52524894,38757,51714,147
鳥取藩198,60024,2051,7522,859329,6203,78381615371,6693320,000428,169157,884
松江藩66,2309,1574,0361,940269,7674,3952926295,8291186,000245,340
広瀬藩474876116224824,0503127926,364230,00033,12813,033
母里藩324129572597,30524828,225310,0009,5604,826
津和野藩39673,29239541163,6155777169,268443,00075,06028,029
浜田県9982,723221,7603,36814228,863117,82053,791
姫路藩34,6306,9454881,650198,63811,38919223,7627150,000211,22488,832
明石藩61,8053,22613156665,2395,11387176,174280,00090,30443,466
龍野藩92,7965407239445,3161,8725251,051651,08952,29127,763
赤穂藩135801,0772830733,2222537835,558120,00020,00010,312
三日月藩47016635410416,9191,1306519,640215,00015,5608,398
林田藩110,00014,8896,423
三草藩103091889188,799209,353310,00010,3794,838
小野藩338630528507,3958,167110,00011,0995,281
安志藩1673943899,073749,386310,00010,1094,994
山崎藩1144343729698,3211,10010,410110,00011,0326,680
津山藩51,6362,95539123596,5064,5351992106,4643100,00014,57643,118
鶴田藩32,5691,4403293627,8731,3115233,613261,00036,18911,978
真島藩87914782127523,42797113125,976123,00030,80911,932
岡山藩119,7386,4702,7051,466321,7597,4321,31612350,9097315,200454,117173,755
生坂藩13221816798,5189389010,126215,00015,000
足守藩4633347617515,901330158117,510325,00030,89810,151
鴨方藩349429113210926,56220527,796125,00025,8399,217
庭瀬藩75014378210019,7201,030921,886220,00020,57310,466
高梁藩41,7261,23125316622,0038668326,332120,00015,8433,692
新見藩649261220311115,1265943517,179318,00018,1966,512
成羽藩83933381294016,19829117,397122,74612,7464,020
岡田藩8609497805514,9071,15117317,480430,34315,5557,751
浅尾藩540310020386,15331115237,1851010,00010,0054,011
倉敷県2968577209,3043,4662773214,59796,00123,513
福山藩54,3374,9045061,438169,4174,668588185,8631110,000112,72854,952
広島藩159,53623,0462,7374,959850,19322,9697172914,1741426,500483,580258,370
山口藩711,58910,3622,2776,131524,32210,419261565,36814369,411713,666251,982
岩国藩33,7184,4794321,09278,2221,62482390,393160,00081,22129,637
徳山藩42,0032,14715034550,547649855,853240,01069,05421,413
豊浦藩32,5564,9104121,03766,99950946176,887250,000100,97239,973
清末藩9844677851229,199387811,052110,00013,0916,908
和歌山藩221,32116,9724654,274471,31826,46413617540,9696555,000539,469279,141
新宮藩61,8521,25831457,10989624261,677635,00036,62417,286
田辺藩31,5931,3127828856,9792,402448263,105330,80039,35915,638
徳島藩98,81123,1193,3563,12465,37715,2363,99618123,0462257,900442,735206,359
高松藩1210,11617,8511,0162,192268,2384,2961,476305,1971120,000201,71475,707
丸亀県32,1635,066103725123,5271,7359621134,285451,51282,15333,022
松山藩48,7245,5801,2731,116185,5339,3103411211,8822150,000150,000110,748
宇和島藩132,6464,0268111,341156,1264,4021601169,5261100,000100,40252,424
大洲藩41,1303,88856831687,1014,75197,758360,00051,63721,284
今治藩81,6972,15175061265,8484,03675,102135,00043,15022,716
吉田藩71,1711,71862711749,8486492354,160530,00030,00713,703
西條藩21,5011,97743121554,4002,508261,036130,00040,80117,165
新谷藩73125501124012,50283414,357310,0009,6924,890
小松藩4423316254813,93140815,155210,00013,3104,829
高知藩830,50618,9082,3332,271445,35316,894272516,5451242,000495,486247,765
福岡藩56,77426,0054,0531,999306,02021,4851,137367,4781473,100571,141234,246
秋月藩31,2123,2329118827,8639653333,587150,00051,78318,803
久留米藩95,03011,6411,4161,912218,9952,223269241,4951210,000366,271126,438
柳河藩7,1007,6155301,481109,4919371693127,3261119,647155,39470,150
三池藩556124054788,0757279,092210,00011,9973,375
豊津藩46,2539,9807331,04693,3896,35682117,8431150,000165,61779,543
中津藩64,0142,7706761,18588,9141,445137199,1483100,000119,99449,255
千束藩44564529314,903115,866110,00010,1724,802
岡藩72,2954,10461768069,18464351177,582270,44091,84424,606
臼杵藩24,5352,25926876170,71925918378,986356,00050,06535,271
杵築藩61,9801,35550145347,25869452,247132,00055,67431,194
日出藩119461,04420121018,34717720,936125,00027,5009,393
府内藩31,2651,06831233729,9523177233,326121,20026,42215,628
佐伯藩19371,24716536564,837812767,687120,00021,95212,224
森藩5720726717012,625201214,249212,50014,2745,498
日田県33,3531,999186,2683,4843481195,456138,00838,590
佐賀藩4211,159724,739219,038
小城藩43,0414,48812619625,48197533,438373,25282,12626,253
島原藩32,2204,322678807165,6151,353534175,055365,90074,87245,123
平戸藩176,66310,1987611,291126,487389191145,826361,700120,9125,375
唐津藩39984,23756432756,5165057963,229160,00064,73526,990
蓮池藩101,7873,5819318325,72384131,462452,62559,65920,432
大村藩109,3713,942243208106,2804954120,553227,97350,45423,002
鹿島藩51,6431,823471959,989373213,771220,00020,00010,105
福江藩71,7171,2686639241,971236445,751115,53023,9727,930
長崎県221505261,964814755264,25959,71322,091
熊本藩2998,90110,2932,3585,356603,2337,4222,9363730,5314540,000786,015378,527
人吉藩33,37915,59850530134,1461942654,152122,10063,41924,500
延岡藩42,6124,9691,494482116,189125,750670,00081,81529,118
飫肥藩55,8846,7161,10227334,58327448,837151,08660,59523,812
佐土原藩63,7784,4148067117,385295226,757127,07033,26237,235
高鍋藩52,0977,42093413932,51013510943,349327,00059,99214,859
鹿児島藩9244,70095,5693,408547,1915,940896,8171775,363869,593298,719
厳原藩2110,9604,10291067966,62449683,7927100,00069,57321,130
箱館開拓使2

総数は
華族:2251人、士族:1,094890人、卒:830,707人、神職:146,950人、僧尼:227,448人、平民:27,265,638人、その他1:443,093人、その他2:77,358人、死刑:1,066人、合計:30,089,401人、元諸藩封高:18,274,796石、草高:31,195,581石、現高:10,206,164石

壬申戸籍が完成する直前の日本の人口の状況が判り、なかなか興味深いものと思われますので、掲載してみました。
[76317] 2010年 10月 10日(日)21:18:46YT さん
族籍別人口(2)
府藩県華族士族神職僧尼平民その他1その他2死刑合計飛地元諸藩封高草高現高
彦根藩106686,4943032,702174,1735,4071898189,9544200,000203,88794,030
膳所藩31,8581,78734071239,4201,244342245,708960,00065,81129,144
水口藩91,4011502218919,5244106321,768325,00026,49111,706
大溝藩1537820211,5135714312,461220,00020,0976,729
西大路藩633942445177,857126278,841317,00417,0436,862
吉見藩5270834510013,51613014,149612,00014,5095,504
山上藩3276796969,23854810,246613,47313,4734,859
宮川藩326710011806,65841617,167613,00013,1984,829
朝日山藩150,00050,58016,186
大津県1801,2875823,506201,8763,5613429211,343175,67452,309
大垣藩53,2293,026811,45269,923673320278,7112100,000131,10157,998
郡上藩49901,28118853651,77367254,850648,00049,69915,899
加納藩71,4882077137527,0491526329,475232,00035,85612,734
岩邑藩1759764338335,068102110137,146630,00034,55213,272
今尾藩31,3373531316416,85918,7471220,00020,0007,800
野村藩127512449987,96929218,566210,00013,0893,904
苗木藩519969624,79618153225,185110,02114,78049,116
高富藩43065545956,10210146,712510,00010,3802,942
笠松県473282,189183,8802901,4051188,140178,10836,122
高山県1259596,887449297,16256,81524,288
松代藩63,4656,7785351,769134,0641,853172148,6422100,000123,57050,512
松本藩101,7583,526494469115,6761,132886123,159160,00097,52236,869
上田藩41,8861,74428320857,19889413962,239253,00060,12022,526
高遠藩51,2501,24912920144,7662444447,888133,00034,99912,503
高島藩51,9332,80036421059,83212389365,359130,00045,93216,072
飯山藩78954027431930,4644502832,639120,00035,19211,619
小諸藩36869266025129,37757342231,920115,00028,77210,903
飯田藩61,0755049617826,3121744828,393117,00020,0829,440
龍岡藩34682617315612,5501271413,652316,00016,2795,137
岩村田藩634815545959,500361510,200115,00013,2503,660
須坂藩94314031215410,0322394411,324115,00012,1534,183
伊那県462,1769541,295183,9369964962189,901218,51643,983
中野県154,472
前橋藩114,6655,5469721,142162,2983,45521322178,32428170,000217,70954,450
高崎藩82,8151,25110128992,0071,28742297,802582,00090,57333,114
館林藩31,3143,22432264869,1681,845223376,750260,000113,85134,820
沼田藩827913425123939,0631,0155841,047735,00044,15416,589
安中藩589936911220425,10371520127,428330,00033,1257,682
小幡藩4510129397213,28814517514,209120,00023,0704,173
伊勢崎藩6828123745019,9645843421,663120,00025,4925,502
七日市藩431518219196,39675147,024210,01711,1132,104
岩鼻県1641832,6771,395344,4558,0031,76355358,695361,08234,490
宇都宮藩72,6741,42036820755,084332881360,193470,85091,29818,388
壬生藩482786613710323,7611807825,9561430,00049,0619,575
烏山藩72385713712226,989128827,686930,00040,7617,407
佐野藩2477628298711,77810113,012516,00017,1625,292
大田原藩56081491905111,3751174012,535611,40011,4002,482
足利藩747498705717,751262518,724311,00011,0002,696
吹上藩438316650586,05419096,914610,00013,7073,525
黒羽藩71,0257812705517,310513319,532318,00029,4435,335
日光県4435572,3031,162210,0822,584457217,588327,69541,668
棚倉藩193,14568641315126,05610729330,609160,00059,9828,889
中村藩813,4533,42646731146,0555611763,893360,00067,32529,409
三春藩51,5871,13745816533,3473330136,763150,00261,74012,581
磐城平藩101,48170526813212,674733415,377130,00029,5397,634
松川藩48084191094215,9626017,404320,00029,3226,174
泉藩669211649299,3619810,351218,00019,5434,550
湯長谷藩53598070427,16150998,235414,00015,2233,181
白河県1,109350104,6172091311106,309230,58721,839
角田県51519182,00568238383,020124,1119,995
二本松藩72,5271,7637010532,795453637,348150,00050,00012,869
若松県2,9421,160194,2607886138199,249375,11154,808
福島県60800666117,92975136119,666197,19526,821
仙台藩629,40813,0916834,327191,2443967429239,9063280,000278,01763,381
登米県1,310662220,0441253775222,523316,20839,768
一関藩41,6581,1491475623,1133139126,198127,00030,34710,854
胆沢県1,704471135,67362257138,167189,72915,350
江刺県11120,04912,744
盛岡県10,8931,958998733123,0541891137,826130,000130,000
弘前藩212,46911,1127991,247229,00648882255,1331100,000274,482142,041
館藩86,0633,67930432867,40471277,805330,00040,38223,201
斗南藩430,000
八戸藩22,9271,04143736063,37454268,197220,00040,0749,437
黒石藩41,0947473911913,9073915,949210,00013,2518,019
七戸藩31,680350845413,3461315,530110,00010,3841,617
米沢藩1315,80122,4381181,69388,1275571821128,7861147,248284,74863,269
大泉藩75,3929,7057751,53477,657145132395,3501120,000120,00069,361
新荘藩62,7011,4411628147,668145252,179168,20084,33625,313
上山藩868575313520229,5761517231,519327,00028,40910,487
天童藩489170471712,0461612,389118,00021,1566,554
山形県71,3981,79417540028,4012462132,262429,308
秋田藩721,2026,9293,2191,911379,2819445412,6522203,800332,03818,396
松嶺藩66851,49723311020,556175523,159222,50026,80010,369
本荘藩71,4021,26533524822,9118926,257120,02117,51813,270
亀田藩41,2081,50711138620,5434523,804218,00019,90412,199
矢島藩54473242484014,20714315,288115,20016,1336,227
岩崎藩35472432625617,3971418,486120,00020,00010,823
小浜藩134,3862,6322951,110103,7061,41456113,6126103,558106,59955,325
福井藩64,8197,3261543,159268,4201914673284,5452320,000336,194111,005
丸岡藩79771522021120,2341883121,703350,00049,51617,356
大野藩21,3434873134928,826166131,115340,00039,32014,882
鯖江藩61,3771,2893940527,080136630,275240,00046,00614,958
勝山藩6765519217317,16914918,657122,77721,0577,225
本保県119,850
金沢藩1128,68327,0381,79913,3261,003,60711,01568051,086,16451,025,0201,338,083636,876
大聖寺藩42,0372,1847633543,7524533348,7661100,00083,77226,633
富山藩57,2579,5151811,45196,9071,2102245116,7551100,000159,29766,010
高田藩54,0624,4685092,395155,5691,6881462168,8442150,000154,40442,859
新発田藩104,7865,6857802,009178,95628197192,6045100,000139,10270,888
村上藩31,3552,25816766174,71270913980,004350,09077,65332,084
村松藩81,7852,10218529932,6091968537,197230,00239,11420,688
与板藩11,0061976027320,9652922,531320,00021,6747,193
峰岡藩4334325312711,0404811,881111,00015,0594,438
清崎藩53591416535720,92820348222,108210,00012,8254,757
椎谷藩3222171512810,16711610,812310,000107,1464,405
三日市藩3260112510258,1361329,061110,00011,0405,213
黒川藩32939094278,665349,179110,00011,3864,748
柏崎県7023,126413,40983364113418,724336,35797,420
新潟県1,0371,971256,1913317013259,613233,31779,600
佐渡県75797474299,586278102,337132,57444,888
[76316] 2010年 10月 10日(日)21:18:03【1】YT さん
族籍別人口(1)
ついでに『統計集誌』「府藩県所轄並石高」(5号9~22頁)「人員表」(8号96~107頁)記載の族籍別人口等もまとめておきます。飛地、元諸藩封高、草高、現高などは資料によって異なる数字が出てくるのですが、ここではあくまでも『統計集誌』記載の数字を用います。各府藩県の数字を合計すると、記載の総数と一致します。

府藩県華族士族神職僧尼平民その他1その他2死刑合計飛地元諸藩封高草高現高
京都府6544,2152,6491,3944,881348,5148,3822,99917373,705194,53731,056
淀藩42,9791,25512159066,84875923072,78641102,000113,31443,784
郡山藩14,4681,7811691,97591,8022,0032283102,43014152,912152,79959,487
田原本藩62691552463,96740364,521110,00010,0013,069
高取藩75811,3553017318,4201,64517922,390525,00025,22811,885
櫛羅藩433218215173,2131,572495,384310,00010,0004,289
柳本藩439619716185,942137186,728410,00010,0666,597
柳生藩2412812185,8133271036,587410,00010,0005,781
芝村藩1147413843756,372242467,401210,00010,0215,212
奈良県245535721,9121,680147,5405,3381,1095158,733223,32457,804
五條県3972,597130,5722,0424525136,06519,243
丹南藩339544925917,830308,823210,00011,0076,600
岸和田藩81,9355506744162,2722,10824167,622153,00059,02832,518
伯太藩53692452211710,145300811,211913,52074,2736,073
小泉藩46802884786,8401,273639,230711,12911,2025,587
堺県5562852923,094235,6047,5442,14811249,534191,23060,738
大坂府3,3424191,938411,8005,5464,350104427,499101,24858,516
尼崎藩41,7421,3768943743,0442,715207149,615940,00051,48227,752
高槻藩31,4459626770449,3412,07233454,928436,00038,76020,108
三田藩786250411318,8911,4418021,898236,00037,71715,290
麻田藩331314820849,7734155010,806910,80711,2235,208
兵庫県275454251,813210,45310,62523635224,159191,60039,436
津藩57,0241,5337091,582223,8828,4111,0979244,25212323,950299,334128,585
桑名藩44,4392,05419374957,76243414865,783160,00060,56028,195
亀山藩61,3732,29422756340,63050445,597460,00075,04824,447
久居藩51,4021,48713438132,9991,37410137,8831153,00058,68624,579
長島藩7652555321914,1681333415,771220,00016,3057,401
神戸藩842426821179,7976810,603315,00016,9707,427
菰野藩348091351239,33510,067311,00012,3865,724
度会県2792,32552592,0071,065424596,63026,7366,141
鳥羽藩61,09653632121550,0894409452,797130,00031,81312,919
名古屋藩1316,91134,6044,99912,595840,2502,6636,1062918,14313594,500874,725327,467
犬山藩31,0791,56110741150,1659112353,5401335,00042,70413,511
豊橋藩42,1451,12260093870,995980246177,031989,90089,97826,198
西尾藩62,14111412261151,1671038354,3471160,00062,60223,770
岡崎藩81,5461,59519888148,3529714252,819150,00060,52121,351
重原藩129492586339433,1259634,897428,00028,3528,451
半原藩251323111012013,893242615,117920,25022,2285,940
刈谷藩79013355227526,127965027,843123,00027,7347,092
挙母藩2848999013718,2981821819,674520,00022,6346,513
田原藩125952982821822,337803223,600112,07020,1786,020
西大平藩424140291356,783407,272510,00010,4163,263
西端藩82758710111312,2052312,8121110,50014,0083,280
堀江藩52058919717,278287,695510,0065,4842,271
静岡藩466,8675,4107,359789,0315,3552,79321876,8407700,000699,892209,480
甲府県1,0526662,8044,932339,5381,4352,47339352,939259,62678,820
韮山県2,3241,654244,5991,41361330250,633150,05324,092
小田原藩43,8911,50729398385,10790814492,837675,00075,53221,782
萩野山中藩831283524612,1572996113,018213,00013,6843,520
東京府20,55226,7461,1765,190616,5711,1432,891171674,44027,7294,298
忍藩32,3513,121292643104,8282,723426114,00914100,000141,75239,217
川越藩72,4471,41617533357,62371346762,767780,40081,56221,513
岩槻藩1197553218024138,99324062441,2381323,00033,0149,579
六浦藩3324461059111,9253471912,860611,99916,5842,253
神奈川県9041,6081,9692,422411,1782,4361,17311421,701285,18059,983
浦和県1,1991,494272,8204,18857311280,285271,08428,955
品川県480874186,2061,057332188,652126,64513,665
小菅県412907159,98951924026162,093136,94541,001
長尾藩21,1991,15639634673,1325169476,355540,00050,25518,939
花房藩51,28870033431961,61113711164,505535,00035,00011,077
加知山藩4417258314916,1024916,829112,00013,9694,625
館山藩32921411221623,0941223,680110,00012,3193,470
鶴舞藩41211,98420635059,70424218162,612460,00069,62424,324
松尾藩41,64495311418343,923122011047,044153,42753,42719,539
菊間藩31,3931,40323939669,92910215973,6241350,00054,65318,137
久留里藩41,2041541239721,11674128122,901130,00033,08111,126
大多喜藩9698638722521,4813786122,687127,20027,2817,280
飯野藩4638203921321,28774011123,205120,00021,0627,496
佐貫藩16441112127316,862972617,639116,00016,1994,373
鶴牧藩2561341616919,5999035021,586815,00019,9097,229
一宮藩331823213613013,649685314,544313,00016,1065,465
桜井藩532152245712,8663913,364110,00010,1793,559
小久保藩63056435609,2951629,783112,07011,2703,453
宮谷県2,3781,466275,6993581,1764281,081336,44162,026
佐倉藩53,0204,468214538110,48227612918119,15020110,000132,94150,098
古河藩31,3492,68233439175,0483,67794183,5792480,000101,25729,270
関宿藩41,0261,1079221445,55273228148,756943,00052,38615,552
結城藩106133376613616,98927816218,447817,00026,3694,763
多古藩54057462927,245587,896512,00014,1732,756
高岡藩62718018407,8748,289510,00012,0163,406
小見川藩52842429497,8308,221310,00010,4762,358
生実藩221321229589,702336210,311610,00010,6273,994
曾我野藩617099122910,2356110,612210,00011,1393,715
葛飾県971134226,4731,13999710229,724248,29833,551
水戸藩711,02611,6462,329654254,19165571714281,2391306,953296,11557,729
土浦藩541853645638371,821984196274,801295,000110,08326,515
笠間藩71,7432,04324421943,4448554147,840480,00085,31019,656
松岡藩105073651393911,2046512,329125,00017,3003,903
下館藩31,156148506411,06219586712,771320,00022,1167,913
石岡藩119011881237516,715891118,113320,00029,0695,500
茂木藩22862326412512,556592613,170316,30027,9243,981
龍崎藩32377673579,167369,6491211,00012,4253,873
牛久藩433410934638,45628429,070510,01711,9013,694
麻生藩440536328,58115199,092310,000117,1694,708
志筑藩936532045275,0195,785210,11010,1101,861
宍戸藩7673062545,9284016,189210,00010,4991,620
下妻藩935499331027,963240158,815410,00012,2322,160
若森県125291,42868114,7692983461617,692269,89338,118
[76315] 2010年 10月 10日(日)19:57:43【2】YT さん
府藩県三治制時代の人口統計(3) 山陰道・山陽道・南海道・西海道・北海道
使府藩県人口(B)人口(C)人口(D)順A順B順C順D管轄国郡(C)・備考
篠山藩58,50758,73558,5072215420999丹波5摂津1但馬1
亀岡藩49,22851,81449,5727871210109丹波3備中1
福知山藩29,30431,13631,037193122211164丹波1近江1
園部藩36,89535,82836,895127117212158丹波3
柏原藩18,47518,55118,47588155213197丹波3
綾部藩18,51118,42618,516212180214212丹波3
山家藩11,66111,67011,661172227215264丹波1
宮津藩73,67471,13671,83124160216112丹後4近江4
舞鶴藩48,97848,89349,11718194217144丹後1
峰山藩10,05510,77610,055245190218229丹後1近江1常陸1下総1
久美浜県166,586166,593166,58629321939丹波4丹後5但馬6
出石藩35,31635,21335,3166126220163但馬4
豊岡藩19,51819,03619,03645189221238但馬2
村岡藩15,47615,69015,482146239222278但馬1
生野県94,38794,38794,38730022340但馬1丹波1播磨6美作2
鳥取藩373,065371,669378,734381822460因幡8伯耆6播磨3
松江藩291,694295,829296,7501752022561出雲10
広瀬藩26,37026,36426,370271128226161出雲2
母里藩8,2158,2258,205276216227239出雲1下野2
津和野藩65,26369,26813169228石見4。明治4年6月25日、浜田県へ編入
浜田県228,863228,863298,12627822941石見6隠岐4
姫路藩222,661223,762222,6612672623069播磨5
明石藩76,00476,17476,0042064723192播磨2美作1
龍野藩50,87951,05150,87910872232110播磨3美作1
赤穂藩34,64335,55834,643211147233184播磨2
三日月藩19,45519,64019,455244170234200播磨3
林田藩11,79511,79525184235223播磨1。Cは人口不記載
三草藩9,3719,3539,371249214236253播磨4
小野藩8,1468,1678,14666205237243播磨1
安志藩9,8129,3869,812217209238248播磨3
山崎藩10,24710,41010,247168194239218播磨1
福本藩195明治3年11月23日、鳥取藩へ編入
津山藩106,437106,464106,3371304824093美作11讃岐小豆島
鶴田藩32,56733,61332,573112132241138美作5
真島藩26,79625,97627,159184133242178美作2
岡山藩358,337350,909358,327501724358備前8備中5
生坂藩9,09710,1269,09714268244247備前3
足守藩17,45217,51017,453210148245185備中2
鴨方藩27,69327,79627,48187154246196備中3
庭瀬藩21,50221,88621,50229145247187備中3
高梁藩26,24526,33226,245115164248199備中4
新見藩17,27817,17917,27830185249222備中4
成羽藩17,83517,39717,930141234250274備中1
岡田藩17,46517,48017,47265163251204備中1美濃1摂津1河内1
浅尾藩7,2467,1857,177218235252270備中3河内1摂津1
倉敷県237,506214,597237,68029125342備中10備後2美作3讃岐13島
福山藩180,534185,863187,3001913725476備後6
広島藩514,157914,174914,157264925551安芸8備後8
山口藩552,671565,368608,4751651025653周防6長門5
岩国藩87,95190,39387,635264257105周防2
徳山藩54,47955,8534393258周防2。明治4年6月19日、山口藩へ編入
豊浦藩75,21876,88775,218415225994長門2
清末藩10,94611,05211,062234177260215長門1
和歌山藩528,408540,969528,40873826150紀伊7伊勢7大和2
新宮藩54,47461,67754,474256105262149紀伊4
田辺藩55,07663,10555,076109110263153紀伊4
徳島藩714,022123,046714,022371526456阿波全国淡路全国
高松藩293,775305,197299,2231002926566讃岐8
丸亀県135,096134,285135,1021805926643讃岐4播磨1近江2。明治4年4月10日、丸亀県を設置。
A、Bでは丸亀藩
多度津藩116明治4年2月5日、倉敷県へ編入
松山藩211,882211,882211,8821762426765伊予10
宇和島藩169,512169,526169,5121485026879伊予1
大洲藩104,24897,758104,2595695269104伊予5
今治藩74,99475,10274,994389270131伊予2
吉田藩53,91354,16053,91396123271160伊予1
西條藩58,39861,03658,388223107272141伊予3
新谷藩14,35114,35714,35132212273251伊予3
小松藩15,16515,15515,165203215274254伊予2
高知藩516,866516,545516,867761127557土佐全国
高知新田藩77明治3年9月25日、高知藩へ編入
福岡藩366,924367,478388,4091891427652筑前14
秋月藩33,08433,58733,084207101277136筑前3
久留米藩262,085241,495262,0851572227886筑後5
柳河藩120,180127,326119,7081662827970筑後5
三池藩9,0399,0929,039250248280271筑後1岩代1
豊津藩111,397117,843117,835392728168豊前5
中津藩100,40399,148100,4031364328283豊前3備後1筑前1
千束藩5,7925,8665,80447217283257豊前1
岡藩76,40477,58276,404545828480豊後3
臼杵藩27,92378,98678,24414955285100豊後3
杵築藩51,53552,24751,53523396286135豊後2
日出藩20,92520,93620,829272153287192豊後1
府内藩33,22433,32633,224192112288162豊後1
佐伯藩67,55067,68767,554224131289175豊後1
森藩14,21214,24914,244275200290227豊後3
日田県195,455195,456195,45528629144豊前3豊後7筑前1日向5
佐賀藩425,762425,7622191229254肥前9。Cは人口不記載
小城藩41,18333,43841,1835879293115肥前3
島原藩174,296175,055175,0442535129490肥前1豊後1豊前1
平戸藩149,143145,826149,1432683929578肥前2壱岐全国
唐津藩62,70563,22962,7067975296113肥前1
蓮池藩31,35931,46231,35921102297139肥前5
大村藩122,174120,553125,0395778298114肥前2
鹿島藩13,72313,77113,79286149299189肥前2
福江藩62,05645,75162,275194161300214肥前5五島1
長崎県265,946264,259267,65429730145肥前3肥後1筑後1
熊本藩719,990730,531719,990156530247肥後10豊後3
宇土藩153明治3年9月4日、熊本藩へ編入
人吉藩53,57754,15253,57726983303121肥後1
延岡藩122,277125,750122,27715468304106日向2豊後3
飫肥藩48,18148,83748,1815986305127日向2
佐土原藩26,42026,75726,420222106306301日向1
高鍋藩43,33443,34943,334106120307150日向1
鹿児島藩772,354896,817896,80875730849薩摩全国大隈全国日向1
厳原藩83,77183,79283,77116330981対馬2肥前3筑後1豊前2
箱館開拓使3101C、Dは人口不記載
合計31,778,59530,089,40131,866,389

なお、『統計集誌』(C)と『明治史要』(D)は、府藩県別の人口と合計が一致しますが、『府藩県石高人口表』(B)は合計が一致しません。『府藩県石高人口表』(B)の内訳は、
内訳人口(B)
3府合計1,476,338
266藩合計22,077,377
40県合計8,224,880
合計31,778,595
となっていますが、こちらも3府のみ合計が一致します。
[76314] 2010年 10月 10日(日)19:55:58【1】YT さん
府藩県三治制時代の人口統計(2) 東山道・北陸道
使府藩県人口(B)人口(C)人口(D)順A順B順C順D管轄国郡(C)・備考
彦根藩173,691189,954172,545266259967近江6下野1武蔵1
膳所藩45,70145,70845,68427867100119近江6河内3
水口藩20,62121,76820,621242136101180近江3
大溝藩12,31912,46164169102近江2。明治4年6月3日、大津県へ編入
西大路藩8,9268,8418,68131178103217近江2河内1
吉見藩14,01114,14913,78398198104241近江3和泉2上総1
山上藩9,81310,2469,813171211105250近江5丹波1
宮川藩7,1597,1677,192247231106255近江6
朝日山藩26,206208269107146近江1。B、Cは人口不記載
大津県211,334211,343244,11427910819近江11
大垣藩78,90178,71178,901534010984美濃7
郡上藩57,56354,85057,641159111110152美濃1越前3
加納藩29,49429,47529,48483130111167美濃1河内1
岩邑藩36,90937,14636,9097127112165美濃6
今尾藩18,73418,74718,73416193113303美濃3尾張5
野村藩9,2438,5668,771155233114276美濃1三河2
苗木藩25,03425,18525,034142210115249美濃2
高富藩6,7086,7126,708125256116289美濃3下野1
笠松県188,139188,140188,13928811720美濃21
高須藩117明治3年12月23日、名古屋藩へ編入
高山県98,36697,162118,60429511821飛騨3
松代藩148,589148,642148,5891774111997信濃4
松本藩127,739123,159127,7391795312098信濃2
上田藩61,33362,23962,24015090121130信濃2
高遠藩47,88347,88847,883111113122155信濃2
高島藩62,94565,35966,883110108123151信濃2
飯山藩32,43832,63932,3254137124177信濃1
小諸藩31,91031,92031,910199141125193信濃2
飯田藩28,17528,39328,39612152126191信濃1
龍岡藩13,53413,652120208127信濃1三河2。明治4年6月2日、長野県・伊那県へ分割編入。
岩村田藩9,97910,20010,60620241128267信濃2
須坂藩11,31511,32411,324280230129266信濃1
伊那県188,999189,901193,26428113022信濃2三河7
中野県183,29130713123信濃6。明治4年6月22日、長野県に移転・改称。
B、Cは人口不記載。Dでは長野県
前橋藩176,149178,324176,1491784413277上野8下野2武蔵10近江3
高崎藩94,27697,80291,47310257133102上野3越後1下総1武蔵1
館林藩72,98576,75072,9851035613496上野3
沼田藩21,40241,04721,42849109135157上野2河内2美作3
安中藩27,04227,42827,125213165136183上野2下総3
小幡藩14,00714,20914,00767232137269上野3
伊勢崎藩20,98621,66320,98617203138235上野2
七日市藩6,9927,0246,992143263139292上野1
吉井藩99明治2年12月26日、岩鼻県へ編入
岩鼻県358,640358,695358,64028914024武蔵6上野13
宇都宮藩58,36660,19358,761151103141143下野4
壬生藩24,37225,95625,962243151142188下野1下総5相模2大和1播磨2
烏山藩28,49427,68628,49489172143205下野2相模4下総2
佐野藩12,99513,01212,995228202144242下野2上野2近江1
大田原藩11,46512,53511,53171260145293下野4
足利藩3,86618,72418,704216251146297下野3
吹上藩6,8346,9146,834196242147282下野3伊勢3
黒羽藩19,49319,53219,493162204148240下野2
日光県415,706217,588217,58828214925下野7
喜連川藩236明治3年7月17日、日光県へ編入
棚倉藩30,45130,60930,451114158150190磐城2
中村藩63,11063,89363,11013765151101磐城3
三春藩36,77436,76336,76924074152174磐城1
磐城平藩15,42215,37716,33913167153216磐城2
松川藩16,89617,40417,631186186154225磐城1常陸2
泉藩10,72510,35117,02519225155262磐城1武蔵1
湯長谷藩8,2658,2358,265238252156287磐城2丹波2
白河県16,388106,309106,38829815726磐城4岩代1
角田県83,01783,02083,01730315827磐城4陸前1
二本松藩37,33537,34837,30728135159170岩代1
若松県199,211199,249199,21127716028岩代5陸後1下野1
福島県119,668119,666119,66829416129岩代3
仙台藩204,902239,906204,9642773316282陸前6
登米県115,874222,523115,87428416330陸前7
一関藩27,39726,19827,3998142164181陸中1
胆沢県138,167138,167138,16729916532陸前1陸中3
江刺県237,5501237,55030216631陸中5陸前1陸奥1。Cは死刑1名のみ
盛岡県137,825137,826137,82527430816733陸中4。明治3年7月10日、盛岡県を設置。Aでは盛岡藩
弘前藩288,842255,133288,8422651916862陸奥1
館藩79,74277,80579,74210588169128渡島1磐城1羽前1
斗南藩75,46746267170305陸奥3。B、Cは人口不記載
八戸藩42,60368,19742,60323175171195陸奥1陸中2
黒石藩15,93215,94915,932161160172201陸奥1岩代1
七戸藩15,52715,53015,527263266173300陸奥1
米沢藩129,753128,786129,753943417474羽前1
大泉藩95,32795,35095,356513117571羽前1
新荘藩52,17352,17957,17325481176122羽前1
上山藩31,44931,51931,44985144177186羽前1越後2
天童藩13,39312,38913,403204182178202羽前1
谷地藩174明治3年9月28日、酒田県(山形県)に編入
山形県331,94132,262318,46730517934羽前3羽後3
秋田藩435,267412,652435,2672051618059羽後6下野2
松嶺藩23,10023,15923,100185146181168羽後1羽前2上野1
本荘藩26,24126,25726,24135129182166羽後1
亀田藩23,87823,80423,89484139183176羽後2丹波1
矢島藩14,59015,28815,280170223184224羽後1
岩崎藩18,46918,48618,4699143185179羽後1
小浜藩105,434113,612111,975523818673若狭3越前3近江1
鞠山藩187明治3年9月17日、小浜藩へ編入
福井藩279,529284,545202,5111902318764越前7
丸岡藩22,79121,70322,791182114188148越前3
大野藩30,62931,11530,62962118189173越前3
鯖江藩30,16730,27530,167226116190159越前2
勝山藩18,61218,65718,61291174191210越前1
本保県70,70930919235越前8。B、Cは人口不記載
金沢藩1,080,2101,086,1641,065,91074419346加賀3越中3能登4近江1
大聖寺藩48,03648,76648,73610476194107加賀2
富山藩132,415116,755132,415403219572越中2
高田藩171,056168,844171,0561014919689越後1岩代1磐城1
新発田藩192,591192,604192,5912523019787越後2岩代1
村上藩80,03480,00483,00414462198117越後3
村松藩36,98037,19736,98014597199137越後1
与板藩22,53022,53122,53097166200211越後3
峰岡藩11,13511,88111,145248224201237越後1
清崎藩21,93022,10821,930235219202234越後2
椎谷藩10,91810,81210,911259226203265越後1信濃2
三日市藩8,4199,0618,419246206204256越後1
黒川藩9,7559,1799,757164220205258越後1
柏崎県418,711418,724437,92327020637越後5
長岡藩139明治3年10月22日、柏崎県へ編入
新潟県259,600259,613259,60027120736越後2
佐渡県12,337102,337102,33728020838佐渡3
[76313] 2010年 10月 10日(日)19:53:41【4】YT さん
府藩県三治制時代の人口統計(1) 畿内・東海道
『藩制一覧』の人口がまとまりそうにないので、とりあえず『府藩県石高人口表』、『統計集誌』、『明治史要』記載の府藩県別人口を表にまとめます。資料は以下の4つ(A、B、C、D)で、人口調と調査対象をまとめると:

A: 『藩制一覧』
 調査年月:「明治2、3年に渡り各藩より上申せしもの」
 調査対象:280藩

B: 『府藩県石高人口表』
 調査年月:「明治2乙巳年調」
 調査対象:3府266藩40県

C: 『統計集誌』「府藩県所轄並石高」(5号9~22頁)「人員表」(8号96~107頁)
 調査年月:「明治3年庚午年の調査によると雖も、間には明治2年巳年の調査を以て之を補うものあり」
 調査対象:1使3府265藩41県

D: 『明治史要』「使府県戸口概表」
 調査年月:「明治4年7月14日」
 調査対象:1使3府302県

とはいっても実際の人口の調査年月日は、明らかにどれも混在しています。

府藩県境に関しては、『府藩県石高人口表』(B)は、明治4年2月5日(多度津藩廃藩)以降、4月10日(丸亀藩廃藩)よりも前、『統計集誌』(C)は、明治4年4月10日(丸亀藩廃藩)以降、6月2日(龍岡藩廃藩)よりも前、『明治史要』(D)は、明治4年7月14日の廃藩置県当時のものを採用しています。

記載順は統計集誌(C)に従いますが、後で比較検討し易いように、『藩制一覧』(A:イロハ順)、『府藩県石高人口表』(B:府藩県・現石順)、『統計集誌』(C:五畿七道順)、『明治史要』(D:府県旧藩、現石順)での記載順も表に載せておきます(順A、順B、順C、順D)。また『藩制一覧』にのみ載っている藩については、主たる領地があった場所附近に挿入します。資料A、B、C、Dで呼称が大幅に変わったものについては備考に示しますが、漢字の字体の僅かな違い程度は無視します。

使府藩県人口(B)人口(C)人口(D)順A順B順C順D管轄国郡(C)・備考
京都府374,496373,705373,704212山城8
淀藩64,72872,78665,4399545291山城4摂津1河内3和泉3近江8下総4常陸1
郡山藩102,420102,43099,97019735388大和7河内2近江5
田原本藩4,3634,5214,3631222544288大和1
高取藩22,25022,39022,2501131345172大和5
櫛羅藩5,1405,3845,1401632296261大和3
柳本藩6,4796,7286,4791671817221大和3
柳生藩7,0186,5876,8441691958232大和2山城1
芝村藩7,3387,4017,3382582139245大和2摂津1
奈良県158,728158,733158,728276105大和13
五條県136,060136,065136,060306116大和2河内2紀伊2
丹南藩8,7668,8238,74611918712220河内3下野1
狭山藩227明治2年12月26日、堺県へ編入
岸和田藩66,33467,62266,1342316113103和泉2
伯太藩11,20411,21111,2402418814228和泉2河内3近江4
小泉藩9,3679,2309,36720119715233和泉1大和2山城2攝津1河内1
堺県249,523249,534249,523274167和泉4摂津1紀伊2河内15
大坂府427,395427,499427,3953174摂津3
尼崎藩49,40349,61552,3252097318111摂津4播磨3
高槻藩26,05554,92825,4261079819147摂津3
三田藩21,89121,89821,81122511520156摂津1丹波1
麻田藩10,75610,80610,75621420721246摂津2備中3
兵庫県224,124224,159224,124285228摂津9播磨7
田安藩126明治2年12月27日、廃藩し全国各県に編入
一橋藩273明治2年12月27日、廃藩し全国各県に編入
津藩224,418244,252244,252129212363伊勢8伊賀4山城1大和4下総1
桑名藩64,86665,78364,8681587024132伊勢3
亀山藩45,59145,59745,696808425123伊勢3備中2
久居藩38,84237,88338,8422708226125伊勢6山城1大和5
長島藩15,76415,77115,76414017327207伊勢1上総1
神戸藩10,39710,60310,3979217128219伊勢3河内1
菰野藩10,06410,06710,06420219629231伊勢1近江1
度会県92,00496,63092,004304309伊勢8
鳥羽藩4,23352,79754,2334411931169志摩2伊勢3
名古屋藩921,517918,143917,49713563248尾張8三河1美濃20近江1信濃1
犬山藩53,61753,54053,732512533171尾張8美濃3
豊橋藩76,10877,03176,108428034116三河5近江3上総1
西尾藩57,06054,34755,850278735129三河5越前3安房1
岡崎藩52,95852,81952,9606110036134三河3
重原藩34,78934,89734,78925515937194三河4
半原藩15,12215,11715,0712619238306三河2上野1武蔵1摂津4丹波2
刈谷藩27,82127,84327,8219017639213三河1
挙母藩14,95419,67414,95420018340226三河2美作2
田原藩22,88723,60022,98911819141230三河1
西大平藩7,3187,2727,3583425742286三河4相模1
西端藩12,78112,81212,8263324743285下総2上野2武蔵1三河1伊豆2上総2
堀江藩7,7397,6957,7393625844295遠江3
静岡藩813,886876,840813,886251134555駿河7遠江2三河6
甲府県352,900352,939352,9002724610甲斐4
韮山県250,708250,633250,7082964711武蔵4伊豆4
小田原藩92,83392,83792,883609148126相模5伊豆2
萩野山中藩12,95713,01812,9826824349260相模3
東京府674,447674,440674,2691503武蔵3
忍藩110,305114,009113,70355465195武蔵7伊勢3播磨3
川越藩61,99462,76761,994819252133武蔵1常陸1三河1近江4
岩槻藩40,80241,23840,5851015053198武蔵7常陸1上野1下総1
六浦藩11,91512,86011,91514726154291武蔵2相模2下野2
神奈川県421,690421,701421,6902755513武蔵4相模9
浦和県280,530280,285280,5302925614武蔵6
品川県188,650188,652188,6503015712武蔵5
小菅県16,267162,093162,0672835815武蔵4下総1
長尾藩75,48776,35573,28313812159142安房4上総1
花房藩63,47264,50563,2822214060302安房2上総4
加知山藩16,08416,82916,8279322261268安房1越前1
館山藩23,85023,68023,85012324462283安房1
鶴舞藩63,41362,61263,8581338563124上総4播磨1
松尾藩47,58447,04447,58418312464140上総2
菊間藩74,06973,62474,06923210465145上総1三河2越後1伊豆3
久留里藩23,03222,90123,09816013866182上総1
大多喜藩22,67822,68722,6496316267208上総1
飯野藩23,08023,20523,0801115668206上総1
佐貫藩17,65217,63917,73222922869263上総1
鶴牧藩20,68921,58620,68913415770209上総2丹波3
一宮藩14,53314,54414,5331820171236上総1下総1上野2
桜井藩13,08713,36413,38723024972304上総2
小久保藩9,7619,7839,7616924573284上総2
宮谷県281,077281,081281,0772737416安房1下総3上総7常陸4
佐倉藩119,129119,150119,129220427585下総5常陸2下野2武蔵4相模3
古河藩83,43283,57983,4321986676118下総2摂津5播磨3美作1武蔵5下野3
関宿藩49,05748,75649,05727917977154下総3常陸1下野2
結城藩18,58018,44718,43623721878252下総1下野2上総2常陸2
多古藩8,2517,8968,24912125379290下総1下野2磐城2
高岡藩8,2948,2898,28412424680281下総3上総2
小見川藩8,2898,2218,2897225981296下総2磐城1
生実藩10,33010,31110,3307023682273下総2上総3相模2
曾我野藩10,60610,61210,61212825583279下総2
葛飾県230,614229,724230,6142908417武蔵1下総7
水戸藩264,256281,239259,344239368575常陸6下野1
土浦藩78,27874,80178,2781327786108常陸4下総1
笠間藩47,83247,84047,832829987120常陸2磐城2
松岡藩11,84812,32912,31918823888272常陸1
下館藩15,19612,77115,19625716889203常陸1河内2
石岡藩18,00218,11318,1021519990244常陸3岩代1
茂木藩13,48013,17013,48017323791275常陸1下野1
龍崎藩9,6429,6499,6424825092277上総3下総4武蔵3常陸1
牛久藩8,6049,0708,67415224093280常陸1下総3
麻生藩9,3179,0929,28321522194259常陸3
志筑藩5,4795,7855,47926126495298常陸1
宍戸藩6,3096,1896,30926226596299常陸1
下妻藩8,8068,8158,78626026297294常陸1武蔵2下野1
若森県149,97617,692149,9762879818常陸5下総3
[76312] 2010年 10月 10日(日)17:44:30【1】YT さん
古代ローマの人口調査、前漢の戸籍調査の実数
[76309] Issieさん

紀元前6/7年説の根拠となるのは、フラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』です。
シュリア属州総督のクィリニウス(キュレニウス)がユダヤに課税するために人口調査を実施したところ、ガマラのユダに率いられた熱心党が反乱を起こしたと書かれています。

http://pace.mcmaster.ca/york/york/showText?book=18&chapter=1&textChunk=nieseSection&chunkId=1&text=anti&version=whiston&direction=&tab=&layout=split

しかしながらユダヤ属州の当時の人口集計については記録が残っていません。

一方ローマ市民の人口については、『神君アウグストゥスの業績録』に記載されています。
http://www.thelatinlibrary.com/resgestae.html
[8] Patriciorum numerum auxi consul quintum iussu populi et senatus. Senatum ter legi, et in consulatu sexto censum populi conlega M. Agrippa egi. Lustrum post annum alterum et quadragensimum feci, quo lustro civium Romanorum censa sunt capita quadragiens centum millia et sexaginta tria millia. Tum iterum consulari cum imperio lustrum solus feci C. Censonno et C. Asinio cos., quo lustro censa sunt civium Romanorum capita quadragiens centum millia et ducenta triginta tria millia. Et tertium consulari cum imperio lustrum conlega Tib. Caesare filio meo feci Sex. Pompeio et Sex. Appuleio cos., quo lustro censa sunt civium Romanorum capitum quadragiens centum millia et nongenta triginta et septem millia. Legibus novis me auctore latis multa exempla maiorum exolescentia iam ex nostro saeculo reduxi et ipse multarum rerum exempla imitanda posteris tradidi.

紀元前28年(アウグストゥス(6度目)とマルクス・アグリッパが執政官となった時)、41年ぶりに人口調査を再開したところ、ローマ市民の人口が406万3000人であったと書いてあります。さらに紀元前8年(ガイウス・ケンソリヌスとガイウス・アシニウスが執政官の時)では423万3000人、紀元14年の人口調査(ティベリウス帝と共同統治し、セクストゥス・ポンペイウスとセクストゥス・アップレイウスが執政官の時)では493万7000人いたことになります。当時のローマ帝国の人口については諸説ありますが、Durandの説に従うと、帝国全土で5680万人、欧州が3160万人、アジアが1400万人、北アフリカが1120万人と推定されています。

当時の他の人口の記録としては、シケリアのディオドロスが『歴史叢書』の中でエジプトの人口を700万人、アレクサンドリアの人口を30万人と記載しています。このアレクサンドリアの人口を、「市民権を持つ成人男性の人口」と解釈すると、アレクサンドリアの人口は100万人超えということになりますが、異論もあります。

一方前漢の戸籍人口については、史書に詳しく地域別に記載されており、漢書地理志によると紀元2年は1223万3062戸 5959万4978人、後漢書群国志によると1323万3612戸 5919万4978人です。後漢書群国志によると、紀元57年には2100万7820人まで減少するが、紀元105年には5325万6229人にまで人口が回復したとあります。ただ、これらの人口は国家が把握出来た人口であって、実際の人口は6000万~7000万人前後で推移し、前漢~後漢の間の人口崩壊もそこまで激しくなかったと考えられています。
[76311] 2010年 10月 10日(日)17:21:42hmt さん
国勢調査 (6)ローマの ケンスス・近代的センサスは 1790年の アメリカから
少なくとも紀元前第3ミレニアムには、古代オリエントや古代中国で ある種の「国勢調査」が行なわれ、約2000年前の日本[76300]や 古代ローマ[76308][76309]の戸口調査も話題になりました。

統計局・人口センサスの歴史 には、
これらは、徴税、徴兵、使役などの特定の目的のための情報収集として行われてきたため、すべての人口を調査する必要はなく、例えば、世帯主、納税者、徴兵年齢の男子など、目的を達成するために必要な特定の人だけの調査が行われました。その意味では、現代の国勢調査とは性格の異なるものです。
と記されていますが、人頭税目的ならば、すべての人口を調査すると思います。
もっとも、人頭税主体の税制下では、隠蔽のために、人口統計自体の信頼性が疑われるという問題があります[72127]
古代からの戸口調査と近代的センサスとの性格の違いは、支配者のための調査か、国民のための調査かという点にあると思われます。

[76309] Issie さん
ローマの戸口調査は「土地税と人頭税からなる統一的な財政組織」を設定するためのものだったようです。
戸口調査に当たって「本籍地」に戻らなければならないというのは,ローマによる征服以前から,…行われていたものだそうです。

参照された河出の本によると、次のように記されているので、土地税を主体とするものだったのでしょうか。
課税のためには、臣下の担税力を調べるために戸口調査(ケンスス)が行われる。
申告は、自分の土地財産のある、一般には父祖の故郷で行われる。

このケンススの実施を担当したローマの行政官が cencor(ケンソル)。
共和制ローマにおいてはコンスル(執政官)経験者が任命されるものであったそうです。で,その選出が5年ごと。

共和政ローマの[政務官 によると、「ケンソル」は 元老院議員のお目付け役のような、重要な政務官だったようです。
元々は、ローマ市民権保持者を確定して「count」する仕事でしょうが、いずれにせよ古代ローマ国家の中枢に関わる役目です。

5年に一度 臨時に任命される役職 ということでは、1920年の第1回国勢調査でも26万人、今回は80万人が任命された 統計調査員[76308]と同じですが、「ケンソル」の人数は2人。
徴税目的の戸口調査(ケンスス)【ローマ市民権と無関係】の実施を担当したものではないようです。
統計局・「国勢調査」の名前はいつできた? にも、 市民登録・税の徴収・人口調査を行った役人と書いてあるのですが、…

上記ページには、「国勢調査」という四字熟語が公式使われたのは明治29年で、“詮査斯”、“詮察斯”のように、英語のセンサスを漢字に当てはめたようなものもあったことを伝えています。
明治14年の大隈建議は、“現在の国勢を詳明し”と表現していました[76291]

古代の戸口調査はさておき、近代的センサスが最初に行われたのは、1790年のアメリカ合衆国でしょう。
これは、1787年に制定された合衆国憲法の規定に基づくものでした。
下院議員及び直接税は、合衆国に加入する各州の人口数に応じてこれを各州に配分するものとする。
人口数の算定は 合衆国議会の第1回の開会から3年以内に行い、以後10年ごとに法律の定めるところによりこれを行う。

ここでも税金が出てきますが、それは徴税の目的でなく、集めた直接税を配分する目的でした。
下院議員定数と共に、国勢調査の目的は、国民の利益であることが明らかにされました。

19世紀になると、1801年にイギリス、フランス、デンマーク、ポルトガルでも近代的人口センサスが行われ、以後も 各国が続きました。アジア最初が フィリピン(1877)なのは、米国の影響でしょうか。

日本も 1900年センサスを前に勧誘され、法律も大隈内閣時代の 1902年に制定されたが、戦争を含めた経済的事情のために、第1回は原敬内閣時代の 1920年、にずれ込みました。

ようやく実現した国勢調査。「文明国の仲間入り」を合言葉に国を挙げての一大行事になったようです。
第1回国勢調査ポスター には、次のように記されていたそうです。
国勢調査は社会の実況を知る為に行ふので課税でも犯罪を探す為でもありません
課税に「ぜいきん」とルビを振るなど、分かりやすい文章が評判になったとか。

記念切手は知っていましたが、記念鉄瓶は初見。時代を感じます。
[76310] 2010年 10月 10日(日)11:02:36【1】実那川蒼 さん
老舗百貨店の定義
[76302](ペーロケさん)
本来なら「出題」された直後に突っ込んでおくべきだったんでしょうが、個人的な都合によりこの段階での突っ込みになってしまったことをまずお詫びします。

先月後半に、この街を代表する老舗百貨店が35年前後続いた歴史に幕を閉じる
のは、おっしゃるとおり、四条河原町阪急のことです。ちなみに四条河原町阪急は昭和51年から34年、松坂屋名古屋駅前店は昭和49年から36年の歴史に幕を閉じました。35年前後という微妙な表現がミソでした。

京都に住んでいた者にとって、四条河原町阪急が「老舗」という感じはあまりしないと思います。京都の老舗百貨店といえば阪急の向かいの高島屋京都店、四条高倉の大丸京都店、四条寺町の藤井大丸、京都駅前にあった近鉄百貨店京都店のいずれかを連想します。まぁ「前の戦争」が応仁の乱を指すと言われている土地柄ですので、35年程度では「老舗」とは言えないのでしょう。

そういえば昨日の京都新聞に、四条河原町阪急の跡地に出店する丸井が出店を報告する広告が掲載されていました。
[76309] 2010年 10月 9日(土)23:20:39【4】Issie さん
厩戸皇子 ナザレのヨシュア(イエス)
[76308] hmt さん
「ルカによる福音書」

聖書はユダヤ教とキリスト教,さらにイスラム教でも教義の根本とされる経典ですが,同時に“歴史書”としての性格も持ちます(特に旧約は)。もちろん,わが国の「正史」である日本書紀の記述をそのまま“歴史的事実”として読むことができないのと同じく,あるいはそれ以上に“事実”との照合が必要なのですが。

わが国の国勢調査のマスコットは センサスくん。今年で20歳の成人だとか。この名前は国勢調査の英語名 census (センサス)に由来するわけですが,その語源はラテン語の「ケンスス」(綴り同じ)です。わが国の世界史界では「戸口調査」と訳されることの多いこの名詞,さらにさかのぼると censeo という動詞に至り,手許の "Pocket Oxford Latin Dictionary" には count という英語の訳語が真っ先に載っています。要するに「数えた」のですね。このケンススの実施を担当したローマの行政官が cencor(ケンソル)。現代英語では同じ綴りで「検閲官」という意味になっています。

では,ケンソルが何を“数えた”かと言うと,ローマの市民権保持者の数を数えて,元老院議員や騎士の名簿を改訂していたのだとか。市民の身分や地位の付与・剥奪にかかわる権限を持っていたことから,共和制ローマにおいてはコンスル(執政官)経験者が任命されるものであったそうです。で,その選出が5年ごと。

イエスが生まれたとされる頃のパレスチナは紀元前1世紀末にローマの支配下に入り,ローマの宗主権の下,ヘロデ王が統治をしていました。カエサル暗殺後の権力闘争に勝ち残ったオクタヴィアヌスが「アウグストゥス」(←八月 August の語源)として初代ローマ皇帝となって(ただし彼を「皇帝」と呼ぶのは後の時代からの解釈であり,彼の称号である Principatus(プリンキパトゥス)は「ローマ市民の首位者」というほどの意味です。後から「元首」という意味が肥大化したのですね )下した勅令により,ヘロデ統治下のパレスチナでも戸口調査が行われたのですね。
このページ (pdfファイル)の p.23 によれば,この時の戸口調査は「土地税と人頭税からなる統一的な財政組織」を設定するためのものだったようです。どちらかというと徴税目的であったらしい。ローマ市民権を持たない植民地人は徴兵の対象ではなかったかもしれません。
ただ,戸口調査に当たって「本籍地」に戻らなければならないというのは,ローマによる征服以前から,エジプトやシリア(パレスチナを含む)で(当時から数えて)2000年,あるいはそれ以上前から行われていたものだそうです(弓削達『世界の歴史5 ローマ帝国とキリスト教』河出書房新社,p.16)。

ところで,キリスト教的には イエス・キリスト の「誕生日」(←これ,本当は正しくありません。詳しくは後述)は西暦紀元1年の12月25日(パレスチナをはじめとする西アジアの習慣では暦の1日は前日の日没後から始まる。だから,キリストの降誕ミサ=クリスマスは12月24日の日没後から始まる)ですが,現在では一般にイエスの生年は 紀元前4年 とされています(念のために,「紀元0年」はありません。紀元1年の前年は紀元前1年です)。根拠の1つは「ルカ伝」にある戸口調査が紀元前4年に行われたとされていることにあるのですが,実はこれには歴史的な裏付けはないようです。ただ,その他の情報も突き合わせると,どうも「紀元前4年」でああるらしい,ということ。ヘロデ王の没年とイエスの生年が同じ年で,その没年が紀元前4年であるとされていることも,根拠とされています。
しかし,「紀元前7年」説もあります。要するに,たかだか植民地人の「大工の息子」の正確な「戸籍」が残されるはずもないので,“歴史的事実”がわかるはずもないのでしょう。
ちなみに 12月25日 という日付にも根拠はありません。キリスト教以前の冬至の祭りとの関連が多く指摘されています。そして,1月1日は12月25日の1週間後(8日め)。これはユダヤ教の決まりで生まれたばかりの男の子が割礼を行う「8日め」に相当します(イエス自身,そしてそれ以上にイエスの両親(ヨセフ,マリア)は「ユダヤ教徒」として行動しています。イエスはやがて「異端」に走るのですが)。
1年が「January 1st」から始まるのは,December 25 がクリスマスとして確定したからですね。8世紀のこととされています。もともと,ローマの暦では December が「10番目の月」という意味であるように2ヵ月遅く March 1st を年初としていたのは,よく知られていますよね。
そして,キリスト教では「クリスマス」は「キリストの降誕を祝う日」であって,「誕生日」と認定しているわけではない,というのが“公式見解”なのだとか。別にこの日に誕生したわけでなくてもよくて,とにかく(いつだか別に詮索はしないけれども)この世界に降誕したことを祝うのが12月25日,ということみたいです。
[76308] 2010年 10月 9日(土)19:00:42hmt さん
国勢調査 (5)平成22年国勢調査 と 2010年前の古代ローマ国勢調査?
今回の国勢調査。これまでと一番変った点は何でしょうか。個人的には、郵送提出方式の採用と思います。
統計調査員が戸別訪問して、調査票を置いてゆくところまでは従来と同じですが、郵送提出を選ぶことができ、私も早速利用しました。調査員による回収の場合も、封入提出になりました。東京都だけですが、インターネットによる回答方式も導入されたとか。

国勢調査は、個人情報保護法(2005年4月施行)の適用対象から除外されているのですが(統計法52条)、社会の個人情報保護意識の高まりからすると、従来維持してきた 調査員による回収点検方式に比べて 多少は調査精度が低下するおそれがあっても、封入により個人情報を守る姿勢を示す方向に変更することは、やむを得ないことだろうと思います。

国勢調査の実務は、総務省統計局が企画立案 を行い、都道府県、市区町村、統計調査員を経由して調査票の配布、回収が行なわれます。これに従事する事務職員の総数は、調査期間中は非常勤の国家公務員となる 統計調査員 約80万人を含めて 約90万人、その費用は約600億円 だそうです。出所

国勢調査は、日本だけのものでなく、国際的な広がりのある事業です。
既に[76291]で触れたように、万国統計協会からの 1900年世界人口センサスへの参加勧誘(1895)が、わが国の国勢調査実施促進の動機になりました。
現在では、国際連合が調査事項などの勧告を行っています。

国勢調査e-ガイド に紹介されている 「2010年ラウンド世界人口・住宅センサス計画」のための原則及び勧告に盛り込まれた調査事項(大項目8、小項目44)を、今回の調査票の14項目と比較してみました。

性別・年齢・配偶関係などは当然ありますが、国連の項目にあった宗教・言語・民族性・出生地・出生国・入国年などの項目が調査対象になっておらず、国際移動の少ない日本の特殊性を今更ながら実感しました。
国連調査の大項目「出産及び死亡」に関する7項目や「障害特性」も、日本では調査対象外。
「経済的特性」の中で、職業や通勤通学に関する調査はかなり詳しく、利用交通手段は、国連の項目にない日本独自の調査項目のようです。

調査内容については、国勢調査の実施に関する有識者懇談会(第4回)の資料3 の中に、問題点などが検討されており、国連勧告の項目や、過去の国勢調査事項の変遷(pdfの14/15)も収録されていました。

旅行・出張・出稼ぎなどで一時的に不在の人も、不在期間が3ヶ月未満の場合は自宅という記入になります。

ここで、突然思い出したのが、時代と場所が全く異なる 古代ローマ属州における国勢調査?です。

「ルカによる福音書」によると、皇帝アウグストゥスの勅令により、ナザレの大工・ヨセフは、登録のためにダビデ家の本籍地・ベツレヘムに旅行することになり、滞在中に同行したマリアがイエスを出産したのでした。イエス伝

現代の人口調査や 住民登録とは異なり、徴税・徴兵などを目的とする戸籍の再登録事業だったのでしょうか。
地元から逃げ出した人々を、強制的にUターンさせる政策だったとも思われず、詳しいことはわかりませんが、なんと、登録の為に わざわざ本籍地まで 150km以上の長旅をする必要があったのですね。参考までに地図のある pdf資料
[76307] 2010年 10月 9日(土)04:37:19【6】YT さん
辛未政表、壬申政表、日本政表、日本全国戸籍表、戸籍局年報、藩制一覧、明治史要
[76303] hmt さん

統計調査支援活動協議会 によると、辛未政表に続いて 壬申政表が刊行され、以後明治6年政表、明治7年政表、明治8年以降の分は 単に「日本政表」と題して 明治11年分まで毎年刊行された とあります。この中には 人口統計も含まれているものと 推察しますが、近代デジタルライブラリーの検索では、残念ながら ヒットしませんでした。

これらについては、明治5年より前の人口統計が載っていることを期待して、以前調べたことがあります。残念ながら『辛未政表』と『壬申政表』は、共に官員や諸費用程度の内容しか掲載されていません。また、『日本政表』の内容は、1号が明治6年と明治7年調の「日本全国人員」、2号が「刑事裁判ノ部」「陸海軍裁判ノ部」「警察ノ部」「家禄賞典禄之部」「府県賦金之部」で構成されており、どっちかというと刑罰だとか裁判だとか、治安維持に関する統計がメインの構成となっており、人口統計も『日本全国戸籍表』と『戸籍局年報』(共に『国勢調査以前日本人口人口集成』の巻1と別巻4に収録)以上の内容はありません。

明治5年から明治9年までの本籍人口について、『日本全国戸籍表』と『戸籍局年報』を参考に族籍、性別、戸主・家族・弟子別人口をまとめると以下の通りです。なお明治5年、明治6年、明治7年の本籍人口は、皇家3名(明治天皇、皇后、皇太后)が皇族に計上されていないので、実際の本籍人口もここに示す人口から3人を引いた値(それぞれ3311万0825人、3330万0672人、3362万5675人)となります。また明治19年以降は、本籍人口から皇族を除くのが普通となり、『日本帝国統計年鑑』でも皇族分を減らした人口が過去の本籍人口となっております。さらに『日本帝国静態人口統計』などでは、明治初期の本籍人口が色々修正されることとなりますが、ここではとりあえず無視します。

族籍内訳明治5年明治6年明治7年明治8年明治9年
皇族皇家(男)11111
皇家(女)22223
皇家合計33334
戸主(男)78889
戸主(女)44222
戸主合計1112101011
家族(男)756810
家族(女)1111131312
家族合計1816192122
1514151720
1717171717
合計3231323437
華族戸主(男)459485484477467
戸主(女)213
戸主合計459485486478470
家族(男)841902921927966
家族(女)1,3661,4421,4841,4911,529
家族合計2,2072,3442,4052,4182,495
1,3001,3871,4051,4041,433
1,3661,4421,4861,4921,532
合計2,6662,8292,8912,8962,965
士族戸主(男)258,939327,158403,828405,521403,661
戸主(女)131092,3813,6655,200
戸主合計258,952327,267406,209409,186408,861
家族(男)375,762440,613534,906542,640545,388
家族(女)647,453780,688942,150944,545940,535
家族合計1,023,2151,221,3011,477,0561,487,1851,485,923
634,701767,771938,734948,161949,049
647,466780,797944,531948,210945,735
合計1,282,1671,548,5681,883,2651,896,3711,894,784
戸主(男)166,87381,5191,651933
戸主(女)2372339
戸主合計166,87581,5561,674972
家族(男)167,53492,1352,1181,267
家族(女)324,665170,1903,4542,067
家族合計492,199262,3255,5723,334
334,407173,6543,7692,200
324,667170,2273,4772,106
合計659,074343,8817,2464,306
地士戸主(男)646644
戸主合計646644
家族(男)1,0691,098
家族(女)1,6011,638
家族合計2,6702,736
1,7151,742
1,6011,638
合計3,3163,380
戸主(男)75,92573,87569,25664,88119,490
戸主合計75,92573,87569,25664,881
家族(男)38,42538,51038,38935,93814,991
家族(女)60,16058,86257,04554,29223,720
家族合計98,58597,37295,43490,23038,711
弟子(男)37,32736,42233,74526,9188,229
弟子(女)9
弟子合計37,33636,42233,74526,9188,229
151,677148,807141,390127,73742,710
60,16958,86257,04554,29223,720
合計211,846207,669198,435182,02966,430
旧神官戸主(男)20,89515,4181,8406118
戸主(女)437218157
戸主合計20,93815,4901,85862615
家族(男)31,24623,3022,72978641
家族(女)50,29337,3274,3271,35360
家族合計81,53960,6297,0562,139101
52,14138,7204,5691,39749
50,33637,3994,3451,36867
合計102,47776,1198,9142,765116
戸主(女)6,0685,6324,2483,5091,067
戸主合計6,0685,6324,2483,5091,067
家族(男)31
家族(女)64
家族合計95
弟子(女)3,5533,6943,4232,672646
弟子合計3,5533,6943,4232,672646
31
9,6219,3267,6776,1851,713
合計9,6219,3267,6806,1861,713
平民戸主(男)6,326,5716,308,5856,373,2696,473,1336,562,703
戸主(女)170,752253,329270,936283,482291,418
戸主合計6,497,3236,561,9146,644,2056,756,6156,854,121
家族(男)9,292,4779,449,8949,586,1609,695,1639,863,821
家族(女)15,047,47115,094,70615,284,47615,448,71015,654,417
家族合計24,339,94824,544,60024,870,63625,143,87325,518,238
15,619,04815,758,47915,959,42916,168,29616,426,524
15,218,22315,348,03515,555,41215,732,19215,945,835
合計30,837,27131,106,51431,514,84131,900,48832,372,359
樺太人員1,1551,1551,2071,207
1,2031,2031,1671,167
合計2,3582,3582,3742,374
16,796,15916,891,72917,050,52117,250,42017,419,785
16,314,66916,408,94616,575,15716,747,02916,918,619
合計33,110,82833,300,67533,625,67833,997,44934,338,404
明治5年には族称が皇族、華族、士族、平民に統合されることが決定されたのですが、実際に卒、地士、旧神官、僧、尼などの族籍が廃止されるまでタイムラグがあったことが分かります。

以前も書きましたが([76164])、現在自分は府藩県三治制時代の人口統計を取りまとめようとして、トラブっているところです。自分の把握した範囲では、府藩県三治制時代の人口統計をまとめた資料は4つあるようです。

(1) 大隈重信関係文書より『府藩県石高人口表』(pdf) 統計院設置の大隈重信の遺品です。明治2年1月1日調とは書いてありますが、実際には明治2年~3年のものが混ざっており、『藩制一覧』の数字と共通点が多いです。なお合計しても数字が合いませんし、開拓使、一部の府藩県の人口が掲載されていません。使府藩県の実態としては、明治4年(1871年)5月頃のようです。

(2) 『藩制一覧』 「明治二、三年ニ渡リ、各藩ヨリ上申セシモノ」とあり、調査年月がばらばらです。人口の数字を見比べると、実は以下の『統計集誌』の数字から藩知事(華族)と死刑の人口を減じたものと一致する藩が、大体半数を占めます。また藩のみが対象で、使府県が掲載されていません。

(3) 『統計集誌』「府藩県所轄並石高」第5号9~22頁, 「人員表」第8号96~107頁

表をまとめたのは野村文夫ですが、人口表の説明によると、「左ノ表ハ第五号集誌ニ掲載セル日本府藩県所轄並石高ノ続ニシテ呉文聡君ノ寄送ニ係ルモノナリ 此等ノ事実今ヨリ観レハ統計上ノ調査ニ非ラザルモ当時ノ大勢ヲ知ラシメン為メニ之ヲ表章ス 而シテ年月ノ久シキ書中誤謬ノ廉アルモ計ル可ラス 若之ヲ発見セラレタル諸君ハ速ニ報道アラン┓ヲ乞フ」とあります。府藩県所轄並石高の方は、「原石高ハ元治元子年ヨリ明治元辰年マテ五ヵ年ノ平均ナリ 而シテ其他ハ多ク明治三年庚午年ノ調査ニヨルト雖 間ニハ明治二年巳年ノ調査ヲ以テ之ヲ補フモノアリ」という説明がありますが、人口表の方は調査年月が不明です。使府藩県の呼称は、(1)と同様に、明治4年(1871年)5月頃のようです。
族籍別人口は、
華族2,251
士族1,094,890
830,707
神職146,950
僧尼227,448
平民27,265,638
穢多443,093
非人77,358
死刑1,066
合計30,089,401
徳島藩の人口など不審な点がありますが、人口の合計が大体一致しています。なお朝日山藩、斗南藩、林田藩、佐賀藩、中野県、江刺県 (死刑1名のみ)、本保県、および箱館開拓使に関しては人口が欠落しています。

(4) 『明治史要』より「使府県戸口概表」 一応廃藩置県の明治4年7月14日調となっています。近代デジタルライブラリーで閲覧可能です。開拓使の人口が欠落していますが、他の府県すべての人口が掲載されています。

このうち取りまとめに苦労しているのが、『藩制一覧』の数字です。『藩制一覧』には、一橋藩、田安藩、高知新田藩、狭山藩、吉井藩、多度津藩、高須藩、長岡藩、宇土藩、谷地藩 (山形藩)、鞠山藩 (敦賀藩)、福本藩、喜連川藩、盛岡藩 (白石藩)などの項目もあります。

【追記】
『戸籍局年報』のうち、一部は大熊重信文書にありました。
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/handle/2065/10383

虫食い状態ですが、明治5年調1月29日調の日本全国戸籍表も閲覧できます。
http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/handle/2065/27474

※内容の一部を修正
[76306] 2010年 10月 8日(金)21:21:54【1】k-ace さん
平成の大合併終了から半年
こんばんは、k-aceです。
平成の大合併(1999年4月1日~2010年3月31日)終了から半年経っていますが、平成の大合併期間中(なので、今後合併が予定されている松江市は東出雲町は除く)の合併構成自治体(新設・編入は問わず)が多い順に並べてみました。
複数回合併している場合は合計(重複分は除く)。つまり阿智村の例だと、阿智村と、2006年1月に編入された浪合村、2009年3月に編入された清内路村の“3”となります。
似た例だと第二十六回・十番勝負の問四の共通項
同時に7市町村以上で合併(新設・編入)した市(直近の合併)
がありますが、こちらは平成の大合併期間内なら複数回でもカウントします。6市町村以上(77市町、7市町村以上だと50市)の一覧です(5市町村以下は割愛)。なお、()内は複数回合併した自治体の期間内合併回数です。
合併後市町村名
15新潟市(3)
14上越市
12浜松市、今治市
11長岡市(3)
10栗原市、佐渡市、高山市、津市、天草市
9登米市、長浜市(2)、鳥取市、真庭市、呉市(3)、唐津市(2)、佐伯市、薩摩川内市
8横手市、由利本荘市、大仙市、南砺市、白山市、北杜市(2)、中津川市、松江市、三次市、岩国市、佐賀市(2)、長崎市(2)、南島原市
7一関市、石巻市、大崎市、高崎市(3)、南房総市、富山市、笛吹市(2)、長野市(2)、郡上市、豊田市、東近江市(2)、庄原市、萩市、高松市(2)、三豊市、佐世保市(3)、雲仙市、豊後大野市、霧島市
6鶴岡市、渋川市、魚沼市、南アルプス市、松本市(2)、関市、恵那市、揖斐川町、伊賀市、高島市、京丹後市、豊岡市、丹波市、出雲市、雲南市、美作市、東広島市、安芸高田市、山口市(2)、三好市、八女市(2)、諫早市、対馬市、五島市、八代市、日田市、鹿児島市
トップは新潟市の15市町村ですが、1回では上越市の14市町村でした。
町村では揖斐川町の6町村が最高で、次いで那賀町、愛南町、新上五島町、あさぎり町の5町村でした。

以上77市町を都道府県別にしてみると(2自治体以下は割愛)
都道府県
7長崎県
6岐阜県
5新潟県、広島県
4宮城県
3秋田県、山梨県、滋賀県、島根県、山口県、大分県、鹿児島県
[72683]グリグリさんの「市町村数の減少率(都道府県別)」の上位とほぼ一致します。

#「自治体越えの地名」コレクションの「過去に分断し合併により再び一緒になった例」ですが、南房総市千倉町白子(千倉町)/南房総市白子(丸山町)がありました。()内は旧自治体。
1955(S30).3.15 新設 安房郡 丸山町 安房郡 豊田村, 丸村, 千倉町の一部
の際に分離されたのが、南房総市誕生によって再び一緒になりました。
[76305] 2010年 10月 7日(木)23:57:59【1】Issie さん
長作町飛地
[76301] 伊豆之国 さん
千葉市花見川区長作町の飛地

1970年代までにあらかた整理されたと思っていたのですが,まだ残っていたのでしょうかね。

Mapionでは「千葉長作局」の文字が邪魔でわかりにくい箇所があるのですが、YAHOO地図でははっきり飛地と判断できます。

国土地理院の 数値地図2500(空間データ基盤) ではこの「飛地」は無視されています。どうも,この数値地図の行政区分に関するデータの詳細さは市町村によってバラつきがあるようで,やたら細かい「飛地」を拾っているところがある一方で,結構大雑把に処理しているように思われるところもあります。

見たところ,問題の飛地は畑なんでしょうかね。市境となっている道路は元々千葉市に(次いで習志野市に)編入される前の幕張町(村)内の大字実籾と長作の境,さらにさかのぼって明治の大合併以前の実籾村と長作村の境で,おそらくかなり以前からあった道なのではないかと思うのですが,道を越えた村の領域の出入りというものもあったのでしょうか。まさか,道幅半分だけ実籾村,などという芸の細かいことは明治時代に行われたとは思わないのですけど。

小学校に上がったばかりの1970年ごろ,初めて習志野市の市街図(昭文社の都市地図シリーズ)を買ってもらったのですが,当時の地図には習志野市の屋敷町と花咲 対 千葉市幕張町の市境のあたりで相互に飛地が幾らか残されていました。旧幕張町が千葉市と習志野市に分割されたときに,元は1つの大字(明治の大合併以前の1つの村)であった 馬加 を無理やりに分割したからですね。以前に紹介したことのある,農地の所有関係で 千葉・習志野 のいずれの市に帰属するかを決定する,という“但し書き”の主たる対象はこの区域だったと思います。
元は1つだった村(大字)を2つに分ける,というのは難しいのですよね。座間市の 座間・座間入谷,鎌倉市の 腰越・津 のように相互の領域が極端に錯綜しているのには,このようなパターンが多いようです。
話題の 実籾村(幕張町大字実籾) 対 長作村(同大字長作) の場合は,元々別の村でしたから,もう少しスッキリしていると思うのですが。

さて,改めて地図を見ながら現地の様子を想像してみるに,私が自転車で走り回っていた35年前とずいぶん変わってしまっているようですね。当たり前のことではありますが。
一方で,私の住んでいた埋立地の辺りはあまり大きく変わっていないようです(我が家の前の海が陸地になった,という大変化がありますが,それは私が住んでいた時にすでに始まっていたことでした)。
…先頃話題になった 阿武松部屋 なんてものもありませんでしたが,それは蛇足。

今度,久しぶりに見に行って見ましょうか。
[76304] 2010年 10月 7日(木)23:54:42【1】白桃 さん
木鶏
白鵬が、双葉山の69連勝を抜くかもわかりません。
これは、三本松が政令指定都市に、ぐらいの一大事です。でも、それはそれでいいと思います。「未だ木鶏たりえず」、双葉山が吐いた、この言葉の意味するところには近づきたくありませんが、偉人は偉いナ、とアタリマエダのクラッカーの心境にあります。

あらためて申し上げますが、白桃は、記憶より記録重視主義者です。
東かがわ市の推計人口と住民登録人口は、1500ぐらいの違いです。(推計人口が少ない)
人口減少が激しい自治体にとって、厳しい結果が出るのが国勢調査ではありますが、それでいいではありませんか。
[76303] 2010年 10月 7日(木)20:55:37【1】hmt さん
国勢調査 (4)政表・日本全国戸籍表・日本帝国人口統計
明治35年に制定された 国勢調査に関する法律[76281]から始めたこのシリーズ。
2007年の統計法[76291]から 崇神天皇[76300]【記紀によればBC1世紀だが、実際は3世紀頃?】へと、時代がめまぐるしく動いていますが、また明治に戻ります。

[76291]で、太政官政表課設置に触れました。
「政表」とは、政策用統計表というような意味でしょうが、私が「政表」という言葉を初めて知ったのは、この落書き帳でした。
検索してみると、[58062] oki さんの記事が最初で、以後[62925][62939]など、すべて「共武政表」についてのものでした。

ところが、この共武政表は 陸軍参謀局が編集した 明治8年のものが第1回で、明治15年までに 合計4回編纂された後、「徴発物件一覧表」と改称されたとあります[63434] okiさん。太政官政表課とは別の部門で作られた「政表」なのですね。

そこで改めて調べてみると、統計センターの年表 に、「辛未政表」 刊行が出ていました。
辛未とは 編纂された明治4年の干支で、発行は 明治壬申(5年)4月となっています。
近代デジタルライブラリーにも 収録されていましたが、政府最初のこの統計書には、官員や諸費用しか掲載されていません。
人口統計は 資料がなかったのでしょう。
官省開拓使東京府職員合表として集計された 官員の総数 を見ると 5904人で、士族がその中の 4462人を占めています。

統計調査支援活動協議会 によると、辛未政表に続いて 壬申政表が刊行され、以後明治6年政表、明治7年政表、明治8年以降の分は 単に「日本政表」と題して 明治11年分まで毎年刊行された とあります。この中には 人口統計も含まれているものと 推察しますが、近代デジタルライブラリーの検索では、残念ながら ヒットしませんでした。

上記ページには、明治12年末現在で行なわれた 試験的実地調査・「甲斐国現在人別調」[76291]も 紹介されていました。

太政官統計院は、「日本政表」や「甲斐国現在人別調」の後、明治15年に 第1回「統計年鑑」 を編集、刊行しました。
統計年鑑は、明治19年から 「日本帝国統計年鑑」、昭和12年から 「大日本帝国統計年鑑」と改称されて 昭和15年の第59回まで 毎年刊行。戦争で中断した後、昭和24年に「日本統計年鑑」の名で復刊しました[67072]。2010年版は 第59回 です。

明治政府による人口統計の最初は、内務省戸籍寮が 明治5年1月現在でまとめ、明治7年に刊行した 日本全国戸籍表 であると思われます。
近代デジタルライブラリーの 書誌情報によると、明治7年と8年との 2冊があるようですが、画像は後者と思われます。
3府・60県・開拓使・琉球藩 という管轄分人口表と並んで、国分(84国+樺太+琉球)人口表も出ています。

残念ながら大きな表の下の方が切れているのですが、明治8年1月1日調の総人口は、皇族34 + 華族 2896 + 士族 189万6371 + 卒 3334 + 僧 18万2029 + 旧神官 2765 + 尼 6186 + 平民 3190万0488 + 樺太 2374 で、合計 3399万7449人であったことがわかります。
府県別では、新潟県の 138万8333、名東県 134万9672、愛知県 123万4005、千葉県 105万5373が 100万人超でした。

明治中期までの人口統計は、軍部が非常時に動員できる「人的資源」を把握しておく目的で始めた 共武政表→徴発物件表 の流れ もありましたが、概ねは 戸籍事務に伴なう仕事 とされてきました。

これが大きく変ったのは、明治31年(1898)でした。
新たな 戸籍法 の実施に伴ない、戸籍事務は司法省の所管に移り、人口統計事務は、内閣の直属として統計局が扱うことになったのです[63726]
この時の首相は、明治8年 第1回統計表[67042]や、明治14年 統計院設置の建議[76291]でお馴染みの 大隈重信であり、大隈内閣総理大臣は、自ら筆を執って 明治三十一年日本帝国人口統計の緒言 を記しています。
この大物政治家の意気込みがあってこそ、明治35年に 国勢調査に関する法律[76281] が成立し、1920年の第1回国勢調査も実現したのでしょう。

明治31年は 「静態統計」だけでしたが、翌年には 「動態統計」の編纂も始まりました。
「動態」というのは、人口変動の要因となる 出生・死亡・結婚・移動に関する統計で、現在は 厚生労働省大臣官房統計情報部が所管しています。平成21年人口動態統計(確定数)の概況
[76302] 2010年 10月 6日(水)23:07:52【1】ペーロケ さん
答え合わせ
[76279]hmtさんほか、遅くなって申し訳ありません。
実は[76241]の最後に書き込んだ某政令指定都市に単身赴任を始め、某球団が優勝したセールにあやかり、ノートパソコンを購入したため、ようやくネット環境が整いました。ここまで言うとさすがにしつこいですね~。

[76212]の答えですが、hmtさんのおっしゃるとおり、1泊目の某政令指定都市とは京都市、2泊目は奈良市でした。

先月後半に、この街を代表する老舗百貨店が35年前後続いた歴史に幕を閉じる
のは、おっしゃるとおり、四条河原町阪急のことです。ちなみに四条河原町阪急は昭和51年から34年、松坂屋名古屋駅前店は昭和49年から36年の歴史に幕を閉じました。35年前後という微妙な表現がミソでした。

この都市で体験したエスカレーターは、ほぼ「関東型左止右歩」であった。
これは、[67210]むっくんさんの書き込みを実際に体感しました。一方、名古屋市は[67260]にて
名古屋では市営地下鉄の事故以来、歩行禁止を呼び掛けているようで、係員まで出て2列に並ぶように指導しているとか。
と書き込みましたが、この指導が浸透し、もう片側を空けないのかなと思っていましたが、実際に名古屋に来てみると、この「指導」は見事に無視、つまり「左止右歩」の状態です。重要なヒントになったと思っていましたが。。。

この地で有名なスイーツを食べる。
というのは、祇園の黒豆茶庵という店に行きました。ここは自分で黒豆を石臼に入れ、挽いてきな粉を作り、それを団子の上にまぶすというもの。子供にもやらせましたが、大喜びでしたね。お勧めです。

その後、織田信長ゆかりの地を訪れ、そこから一駅の乗り換え駅(主要駅ではない)で乗り換え、次の目的地へと向かう。
というのは、信長が没した本能寺の最寄駅(京都市役所前)から1駅の烏丸御池駅で烏丸線へ、この烏丸線には、奈良への直通電車が走っているんですね~。現地に行くまで知りませんでした。

隣県の県都、とはいえ、この市とはあまり繋がりが強くはなさそうだ。
というのは、以前話題になった「京奈」のことです。距離は近いし、地形的隔たりも少ないんですけどねぇ。。。

JRは高架駅となっており、
これ、思いがけず重大なヒントになってしまいましたねぇ。。。長野駅が高架駅じゃないことは調査不足でした。

北西の県境にある山脈には、何本もトンネルが通っていたり、ケーブルカーもあったりと、乗り物の宝庫に子供は大興奮。
これは生駒山のことです。決してアルペンルートのことではありません。

路面電車が走る某市へ。
まあ一応路面電車は走っていますけど、なんばから御堂筋線で新大阪へという最短ルートでしたので、路面電車は全く意識していませんねぇ。。。(笑)。

今回は、府が二つからむ訳で、府に対して「県」と呼ぶわけにはいかず、ちょっと苦労しました^^;;
[76301] 2010年 10月 6日(水)22:26:31伊豆之国 さん
地名コレクション(新規登録お願い)
[76298]Issieさん
‥の故郷「習志野市」の仕事が入り、このところ足を運ぶことが多くなっています‥。

>太白さんへ
その習志野市の中に、コレクション未収録の飛地を発見しましたので、登録をお願いいたします。

千葉市花見川区長作町の飛地(周りは習志野市実籾三丁目)

Mapionでは「千葉長作局」の文字が邪魔でわかりにくい箇所があるのですが、YAHOO地図でははっきり飛地と判断できます。
その間、道路の半分を隔ててわずか数m!
[76300] 2010年 10月 5日(火)15:40:55hmt さん
国勢調査 (3)日本書紀から コンピューターまで
[76291]で明治の統計行政について、“有史以前”というタイトルを使いましたが、もちろん「第1回国勢調査が行われた1920年より前」という意味です。白桃 さん[19923][21410]参照。
ついでに、というわけでもありませんが、うんと遡ってみました。

日本書紀 の巻第五は、実在の可能性がある最初の天皇とも言われる第10代崇神天皇の事績です。
縦書きのテキストをスクロールすると、12年に“始校人民。更科調役。”と記されています。
秋九月甲辰朔己丑。始校人民。更科調役。此謂男之弭調。女之手末調也。是以。天神地祇共和享。而風雨順時。百穀用成。家給人足。天下大平矣。故稱謂御肇國天皇也

今風に書けば、崇神天皇12年9月16日、人民の戸口調査を行って税金を課した。男からは狩猟の獲物、女からは手作業で作る布帛である。これ以後、気候は安定し、穀物もよく実り、天下は泰平に治まって、御肇國天皇(はつくにしらすすめらみこと)と呼ばれるようになった。

正史の記すところによれば、最初の国勢調査をして、適正な税制を定めた崇神天皇の事績が、「国の肇め(はじめ)の天皇」と呼ばれる所以のようです。

さて、10月18日は「統計の日」です。国勢調査と何か関係があるかなと思ったのですが、調べてみると、別の由来でした。
明治3年9月24日(グレゴリオ暦1870年10月18日)に発足した「府県物産表」の作成事業を、日本の近代統計のはじまりとして、1973年に制定されたものだそうです。総理官邸

この日付の法令全書を見ると、太政官の達を受けた民部省が、29品目について年平均総額を報告するように求めています。その宛先は「府県」ですから、まだ「藩」は対象外だったのですね。
米・雑穀・塩類・油類・酒漿・茶葉・砂糖・菓類・紙類・漆・蝋・木綿・麻・蚕卵紙・生糸・羽毛皮・革類・海産・魚類・草類・漆器・鉄器・磁器・織物・金石類・染草・木材・薬品・雑品

自動車も電気機器もプラスチック製品も加工食品もないこの品目を見ると、産業構造の変化を思い知ります。

「人口取調之儀」も同じ頃に御達があったことが触れられています。

このような統計調査。昔から行なわれてはいますが、正確な結果を出すためには、いろいろな問題があります。
正直者が馬鹿を見るようでは正確な実態把握はできないので、普通の行政系統から離れた機関により、匿名性を保証して申告を求めることも必要です。調査員の量と質の確保も大きな課題です。

集計技術についても、大きな問題点がありました。

アメリカ合衆国の統計局は、1880年の国勢調査の集計が何年たっても完了しないことに、苦慮していました。
人口増加だけでなく、調査項目を増やしたために、手作業の集計能力を越えてしまったのです。
人数を数えているうちにも人口は毎日変っており、数え終わらないうちに、10年後の調査年が来てしまう。

この悩みを解決したのが、ハーマン・ホレリスです。
カードの所定の位置に開けた穴で数値を記録し、機械式カウンターで統計項目を個別または組み合わせて数える。ホレリスの作表機を用いたシステムが統計局に採用された結果、1890年の国勢調査は僅か2年で集計を完了するという成功を収めました。

1890年の機械は国勢調査専用機でしたが、1906年になると、パンチカードシステムは 別のデジタルデータ処理作業もできる 汎用の「事務機械」に進化しました。
そして、ホレリスが創始した会社は、合併や改称を経ながらこの「事務機械」を「国際的」に広め、「IBM」という名の、今日の情報化社会の技術的基盤を整える役割を果たした会社になりました。

19世紀末にアメリカの統計局を悩ませた国勢調査の集計。
それは、それに続く1世紀の間に、世界を変えるキッカケになったのでした。


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